乳がん検診

乳がん検診について

新型コロナワクチン接種と乳がん検診についての注意事項
令和4年10月、日本乳癌検診学会より「乳がん検診にあたっての新型コロナウイルス感染症への対応の手引き」が示されました。これによりますと、乳がん検診はコロナワクチン接種前に受けるか、ワクチン接種後必要以上に間隔をあけず、4週間から6週間の間隔をあけることを考慮してもよい、との見解が示されています。
可能な方は、乳がん検診のご予約にあたり、日程の調整をお願いいたします。
ワクチン接種後に、接種した側のリンパ節の腫れがみられることがありますが、ワクチンをいつ、どちらの側に接種したかの情報があれば、画像診断で見分けることが可能です。
乳がん検診受診時の問診において、新型コロナワクチン接種の有無やその時期等についてお尋ねする場合がありますのでご了承ください。

大阪がん循環器病予防センターでの乳がん検診をご希望の方へ

乳がんとは
乳がんは、死因の上位にあるがんです。年齢別にみた罹患率は40歳代後半から50歳代前半でピークを迎えます。

乳がん検診対象・自己負担金・内容
対象市民 |
40歳以上 (2年に1回) ●対象年齢については添付の「令和5年(2023年)度乳がん検診受診対象者早見表」をご覧ください。 |
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自己負担金 |
800円 |
内容 |
問診、乳房エックス線検査(マンモグラフィ) |
備考:乳がん検診は保健センターでも実施しています。(保健センター行事日程)
令和 5 年(2023 年)度 東大阪市乳がん検診受診対象者早見表
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乳がん検診の対象外となる方
次のいずれかに該当する方は、乳がん検診の対象外となります。
・乳の病気で治療中または経過観察中の方
・妊娠中または妊娠の可能性のある方
・授乳中の方
・心臓ペースメーカーを装着している方
・V-Pシャント等の医療器具を挿入している方
・豊胸手術後(シリコンバックまたは注入)の方
・しこり、乳頭からの分泌物がある方

乳がん検診の方法
乳がん検診では問診と乳房エックス線検査(マンモグラフィ)をおこないます。乳房エックス線検査では、撮影した画像を医師が読影して判定します。


乳がん検診を受けた後は

●「精密検査が必要」と判定されたら
必ず精密検査を受けましょう(精密検査は健康保険扱いとなりますのでご注意ください。)
精密検査の方法
マンモグラフィ追加撮影
超音波検査
細胞診・組織診
マンモトーム検査(マンモグラフィや超音波検査の下で、乳房に直径4mmほどの針を差し入れ、先端の小窓から組織を吸引、摘出する検査)

●「異常なし」と判定されたら
がんを早く見つけるためには、検診を1回受けて終わりにするのではなく、定期的に受け続けることが重要です。また、次の検診までの間に自覚症状があれば、検診を待たずに医療機関を受診してください。

がん検診の有効性
がん検診はがんの死亡率を減少させることに有効ですが、がんを100%見つけられるわけではありません。また、検診でがんの疑いと判定されて精密検査を行っても、がんが発見されないこともあります。

個人情報の取扱いについて
東大阪市が行うがん検診では、検診の精度管理のため精密検査が必要になった方の検査結果や治療の受診状況等を東大阪市・検診機関・精密検査機関で共有します。また、精密検査の受診状況について市からお尋ねすることがあります。

東大阪市で実施しているがん検診とその取扱い医療機関

大阪がん循環器病予防センターでの土曜日の乳がん検診について
大阪がん循環器病予防センターでは、令和3年4月1日以降の土曜日(午前中)の乳がん検診受診可能日が追加されています。すべて女性医師、女性技師等が対応します。詳しくはこちらをご覧ください。
備考:東大阪市のがん検診のうち、大阪がん循環器病予防センターで受診できるのは乳がん検診のみとなりますのでご注意ください。