避難器具(緩降機)使用方法を確認しましょう

平成29年、名古屋市内の診療所において、避難器具(緩降機)を使用した訓練中に参加者が負傷する事故が発生しました。
原因は、使用方法の誤りにより発生したものと推測されています。その誤った使用方法とは、「調速機」と「着用具」との間のロープが長い状態で降下したことによるものでした。
次のことに注意してください
- 点検業者等による点検を確実に行い、不備がないことを確認してください。
- 「調速機」と「着用具」の間のロープは、10cm程度であることを確認してください。
- 訓練参加者は、長袖長ズボン等、体表の露出が極力少ない服装を着用してください。
- 使用方法を熟知している人に立会いをしてもらった上で、その指導のもとに実施してください。
- 使用方法を熟知している人から使用方法等についての事前説明を受け、その人が降下テストを行った後に実施してください。
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