林野火災(山火事)に注意してください!
令和7年2月26日に岩手県大船渡市で大規模な林野火災が発生し、3月10日現在で大船渡市の面積のおよそ9%にあたる2900ヘクタールが消失し、物的被害は建物210棟に及んでいます。
例年2月から5月頃は、空気が乾燥していることから強風と相まって林野火災の発生危険が高まります。
林野火災の原因の多くは、「これくらいなら燃え広がらないだろう」といった軽い気持ちや不注意など、人為的な原因によって発生しています。
林野火災を起こさないため、次のことを守ってください。
- 強風時や乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。
- やむを得ず火気を使用する場合には、周囲に延焼のおそれのある可燃物がない場所で行うとともに、消火器や水バケツ等の消火準備を必ず行うこと。
- 火気を使用した後は、完全に消火すること。また、炭火、炭化した木や葉等は、火炎が見えなくなっても高温部が残っている場合があることから、水に十分浸漬させる、火消しつぼに入れる等するとともに、再燃しないか確実に確認すること。
- 指定された場所以外での喫煙やたばこのポイ捨ては厳に行わないこと。
- 火遊びはしないこと。また、させないこと。
消防局では、毎年2月1日からゴールデンウイークが明けるまでの期間を「林野火災特別警戒期間」に指定し、林野火災防止の対策強化をしています。
貴重な森林を火災から守るため、ご協力をお願いします。