「安心R住宅」制度(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)
国土交通省は既存住宅の流通促進に向けて、「不安」「汚い」「わからない」といった従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できる環境の整備を図るため、「安心R住宅」制度(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)を創設しました。
中古住宅の売却や購入時にご参考ください。
くわしくは国土交通省ホームページ(外部サイトに移動します)をご覧ください。
「安心R住宅」とは?
耐震性があり、インスペクション(建物状況調査等)が行われた住宅であって、リフォーム等について情報提供が行われる既存住宅をいいます。
具体的には、以下の要件を満たすものです。
[1]耐震性等の基礎的な品質を備えている
[2]リフォームを実施済み又はリフォーム提案が付いている
[3]点検記録等の保管状況について情報提供が行われる
これにより、「不安」「汚い」「わからない」といった従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できるようにするものです。
「安心R住宅」の「安心」とは何を意味するの?
「安心」とは、[1]新耐震基準等に適合する、[2]インスペクションの結果、構造上の不具合および雨漏りが認められず、既存住宅売買瑕疵保険の検査基準に適合していることを意味します。建築基準関連法令等に明らかに違反している既存住宅は対象になりません。
なお、現行の建築基準関係法令等への適合を保証するものではありません。
また、将来にわたっての地盤の不同沈下や地震後の液状化について保証するものではありません。地盤、給排水設備の状態やシロアリ対策については、専門の調査会社等にご相談ください。