40m級はしご車
平成26年12月12日(金曜日)、高層建物などから迅速かつ効率的な救助・消火体制を確保するため、西消防署のはしご車を更新し運用を開始しました。
このはしご車は、はしご部分の軽量化により、従来よりも機動性が向上しています。
さらに、はしご先端のバスケットを大型化し、一度に救助できる人数を増加させるとともに、高度な制御装置を搭載するなど、機能が大幅に向上しています。
消防局では、これらの機能を最大限に活かし、市民生活の安全確保に努めていきます
車両の主な特徴
- 新開発されたはしご部分により軽量化に成功、シャシが小型化され走行性、建物への接近、操作などの機動力が向上している。
- 新型の専用バスケット採用で許容積載荷重が現行のはしご車の180kgから約2.2倍の400kgとなり、かつ、バスケット床面積の大型化、リフターとの同時使用が可能となるなど、一度に救助可能な人数が増加している。
- 1本のレバー操作で垂直・水平移動など、はしご操作を記憶し、再生・逆再生が可能になった。また、はしごの自動収納など高機能制御を追加している。
- 超音波による検出装置がバスケット先端に取付けられ、障害物の接近等を感知した場合、警報や自動停止する機能、音声ガイダンスによる警告など、安全性が向上している。
車両諸元
- 車種:40m級はしご付消防自動車
- 全長:11m、全幅:2.49m、全高:3.55m
- ホイルベース:5.77m
- 駆動方式:6×2
- トランスミッション:6AT
- エンジン:8.86L ディーゼルターボ
- 車両総重量:20,500kg
お問い合わせ
東大阪市消防局 警防部警備課
電話: 072(966)9664
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