史料の調査・整理等の業務
古文書などの史料はわがまちの歴史そのものであり、市民の皆さんの貴重な財産であります。
そして、市民の皆さまに自らの地域に対する誇りと愛着をたかめていただくきっかけとなるものです。
文化財課では、上記のことをふまえ、主に以下の業務に取り組んでいます。
史料の収集及び整理
文化財課では本市の郷土の歴史と関わりが深い古文書等について収集を行い、専門調査員による整理を行っています。
収集した古文書の整理の流れ(本市の場合の一例)
古文書整理の様子1
古文書整理の様子2
- 所在調査(現地へ伺い、所蔵者へ聞き取り調査を行います。その際、文書の保存場所や状況、経緯などを確認します。)
- 蔵出し・受入れ(いつでも元の状態に戻せるように文書の現状を記録表に記入します。)
- 受入番号付与
- 箱入れ(文書を中性紙の箱にいれます。箱の外側には文書群名などを記したラベルを貼り付けます。)
- 目録カード記入(必要に応じて行います。)
- 編年・分類
- ラベル貼付
- 目録入力
- マイクロフィルム撮影又はデジタルカメラ撮影
史料の調査及び研究
本市の郷土に関する古文書や本市の行政資料などの調査と研究をしています。現在は、未整理の資料もありますが、今後、市民の皆さまに還元できるような利活用のあり方を踏まえて、調査と研究に取り組みます。