化学物質過敏症について
[2017年2月26日]
ID:18206
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特定の化学物質に対して、微量でも長い期間摂取し続けた場合や、短い期間でも大量に摂取してしまった場合に、体内における化学物質の許容量を超えてしまうと、その後はわずかな化学物質にも過敏に反応し、健康被害の症状があらわれるようになるといわれています。
化学物質に反応する度合は個人差が大きいため、同じ環境にいても症状が重い人もいれば、まったく症状の出ない人もいます。また、症状が出る場合においても、人によって症状が異なります。
発症などのしくみについては未解明な部分があり、治療方法なども確立されていません。
化学物質過敏症の方は、微量の化学物質によって引き起こされるさまざまな症状により、安心して日常生活を送れないと苦しんでおられます。多くの方に化学物質過敏症について知っていただくことと、家庭や地域、職場、学校内の化学物質をできるだけ減らすようにすることが必要です。
現在、私たちは化学物質に囲まれて生活しています。それらをすべて排除することは到底不可能です。でも、使う物、使い方を少し考え直してみることはできるのではないでしょうか。・公共の場など、人が集まるところでは香料などの使用に配慮しましょう。
・学校、保育所、病院、公園などの公共施設や住宅地に隣接した農園などで農薬を使用するときには、農薬の散布防止などに努めましょう。
・ねずみ、害虫などを駆除するときには、薬剤に頼らない駆除の方法(清掃や進入路の封鎖など)を工夫しましょう。
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