平成25年9月19日 鴻池新田会所でかつての地場産業「河内木綿」の綿を収穫
鴻池新田会所の庭に植えられている河内木綿の綿の実がはじけ、職員らの手で収穫されています。
新田会所では、かつて地元で栄えた産業を現在の人々にも知ってもらおうと、15年ほど前から庭に畑を作りおよそ40株の河内木綿を育てています。毎年5月に種をまき、7月には黄色い花を咲かせます。花がしぼんだ後、綿の実がだんだん大きくなり、8月から11月初旬にかけて直径3cmほどの実がはじけて綿が吹き出し、さらに綿が開くと職員らが順次摘み取ります。
今年、これまでに収穫された綿は約3kg。収穫した綿は、11月16日・17日に行われる「綿くり、綿うち、糸つむぎ」と題した体験学習などで使用される予定です。