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東大阪市

あしあと

    生食用牛肝臓(レバー)の販売が禁止されました。

    • [公開日:2022年2月27日]
    • [更新日:2022年2月27日]
    • ID:8535

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     平成23年4月に富山県などで発生した飲食店チェーンによる腸管出血性大腸菌O111食中毒を受けて、平成23年10月より生食用牛肉の規格基準・表示基準を設け、これらを満たさない牛肉の生食用としての販売を禁止したところです。

     さらに厚生労働省は平成23年12月より検討を行い、牛肝臓(レバー)を安全に生食するための有効な方法が見出せず食中毒が発生するおそれがあると判明したため、平成24年7月1日より生食用牛肝臓(レバー)の販売を禁止しました。

    牛レバーを生食するのはやめましょう

    なぜダメなの?

     牛肝臓(レバー)は、牛肉と同様に腸管出血性大腸菌などの食中毒菌に汚染されていることが多く、菌が肝臓内部に侵入しているため、生で食べることによって下痢、腹痛などを引き起こし、重篤な場合HUS(溶血性尿毒症症候群)を発症し死亡することもあります。

    どのくらい危険なの?

     牛肝臓(レバー)の生食による食中毒は全国で平成10年から平成23年に128件(患者数852人)発生しています。そのうち腸管出血性大腸菌によるものは22件(患者数79人)です。

    ではレバーを食べるときはどうすればいいの?

     中心部までしっかり加熱(75度で1分間)することによって菌は死滅します。牛肝臓(レバー)を食べる際は中心部の色が変化するまで十分に加熱しましょう。また、加熱する際は生肉に触れる箸と口に運ぶ箸は区別しましょう。

    その他の肉なら生で食べても大丈夫?

     現時点では規制の対象にはなっていませんが、鶏肉もカンピロバクターやサルモネラ属菌などの食中毒菌に汚染されていることが多く、鶏肉の生食による食中毒が多発しています。牛肉や牛肝臓に限らず、牛の内臓肉や鶏肉なども食べる際は十分に加熱してから食べましょう。
     特に、乳幼児や高齢者、抵抗力の弱い方は決して生食しないようにしましょう。

    お問い合わせ

    東大阪市健康部保健所 食品衛生課

    電話: 072(960)3803

    ファクス: 072(960)3807

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