市政だより 平成23年6月1日号 12面(テキスト版)
見直そう ライフスタイル
6月は環境月間
地球温暖化問題に対する意識が高まっている中、東日本大震災の影響もあり、改めてエネルギーの使い方を見直そうという動きが高まっています。
私たち一人ひとりのライフスタイルを変え、環境に配慮した生活を始めませんか。
地球にも家庭にもやさしい暮らしを 環境家計簿
環境家計簿は、電気・ガスなどの使用量を毎月記録することにより、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の排出量がわかるものです。使用量が削減できれば、光熱費の節約にもつながります。
地球にも家庭にもやさしい暮らしのきっかけに、始めてみませんか。
取組期間
7月~12月
申込方法
住所、氏名、電話番号を6月1日(水曜日)から電話またはファクス、電子メールで
環境家計簿説明会
とき
6月25日(土曜日)午後2時~3時
ところ
市民会館
※申込不要。
Web版環境家計簿
インターネット上でも「環境家計簿」に取り組むことができます。Web版では、参加者内でランキングや削減量のグラフも表示されます。職場や団体で取り組むこともできますので、ご活用ください。
市役所もクールビズ
市役所では、地球温暖化防止のため、冷房温度28度を目標に設定しています。また、毎年6月から9月まで職員にノーネクタイの軽装(クールビズ)を奨励していますが、今年は前倒しして5月16日(月曜日)から開始し、終了も10月31日(月曜日)まで延長します。なお、クールビズにあわせて、ラグビーワールドカップの誘致活動を盛り上げようと、ラガーシャツを購入した職員が随時着用して業務を行っています。理解と協力をお願いします。
豊かな環境創造基金の活用を
市では、豊かな環境創造基金を活用し、市民団体などが行う地球環境への負荷の低減や地域環境の改善など、環境に関する活動に補助金を交付します。
対象
(1)公共的な施設に事業者団体などが太陽光発電設備などの環境に配慮した設備を設置する事業
(2)市内の小・中学校、幼稚園、保育所が単独(市立を除く)または地域住民などと協働で行う環境教育事業
(3)市民団体や事業者団体などが実施する環境に関する啓発イベントや河川浄化活動などの先進的な事業
※個人や企業の単独申請はできません。
補助額・募集件数
(1)は対象経費の2分の1(上限50万円)以内で1回限度・2件程度
(2)(3)は1団体20万円以内で1回限度・10件程度
申請方法
申請書に必要事項を書いて、6月10日(金曜日)までに直接
※申請書などは環境企画課で配布。市ホームページからダウンロードもできます。
太陽光発電設備 設置費用を補助
市では、国(J―PEC)の補助を受けた太陽光発電設備の設置費用の一部を補助します。なお、月ごとに発生した売電や買電電力量の報告、環境家計簿・市の地球温暖化防止に関する取組みが必要です。
補助額
発電システムの最大出力×3万円(上限12万円・4キロワットまで)
募集件数
50件程度(申込先着順)
対象
次のすべてに当てはまる方
- 平成21年2月1日以降に設置工事が完了している
- 市内の申請者自らが居住する住宅(店舗などとの併用可)に設置している
- 市税を滞納していない
申請方法
申請書に必要事項を書いて、6月1日(水曜日)~7月29日(金曜日)午後1時~5時(土曜日・日曜日、祝日を除く)に直接
※申請書は環境企画課で配布。市ホームページからダウンロードもできます。
省エネルギー診断・改修費用を補助
専門家が工場や事務所、ビルなどのエネルギーの使用状況を調査・分析し、エネルギーを削減する手法や効果を提案します。必ず事前にご相談ください。
対象中小企業基本法第2条第1項各号に規定する中小企業者
省エネ診断
要件
年間エネルギー使用量が原油換算で10キロリットル以上100キロリットル未満
募集件数
10件(申込先着順)
募集期間
6月1日(水曜日)~12月29日(木曜日)
省エネ改修
要件
- 省エネ診断を受けている
- 工事が未着工である
- 来年3月15日までに工事が完了
- 市税を滞納していないなど
募集件数
2件程度(申込先着順)
補助額
対象経費の3分の1以内で上限150万円
募集期間
6月1日(水曜日)~7月29日(金曜日)
申込み・問合せ先
環境企画課 06(4309)3198、ファクス06(4309)3818、電子メール kankyokikaku@city.higashiosaka.lg.jp
環境の大切さを 環境展
市では、5月31日から6月5日を「環境週間」とし、期間中は、府立中央図書館で環境展を開催します。
内容
- 地球温暖化対策やごみ減量などの環境パネルの展示
- 大阪府リサイクル認定製品の展示など
問合せ先
循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
ご協力ください 生ごみの減量
家庭から排出される生ごみの約80パーセントが水分で、腐敗や悪臭の原因となります。生ごみに含まれる水分を減らすと、悪臭対策だけでなく、ごみの減量にもつながります。
環境にやさしいまちづくりのため、家庭から出る生ごみの減量にご協力ください。
購入費を補助 家庭用生ごみ処理機
市では、生ごみを減量するために、家庭用電動式生ごみ処理機やコンポスト(生ごみ処理容器)の購入費用の一部を補助します。
要件
- 市内に居住し、生ごみ処理機などを自ら使用するために購入
- 電動式生ごみ処理機1世帯につき1基、コンポスト1世帯につき2基まで
補助額
生ごみ処理機などの購入費用の半額
※電動式生ごみ処理機は上限2万円、コンポストは上限3千円。
申請方法
申請書に必要事項を書き必要書類を添えて、直接または郵送
※申請書は市ホームページからダウンロードできます。
申請・問合せ先
〒577・8521市役所循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス06(4309)3818
第2次総合計画 後期基本計画スタートの年 部門別計画を紹介(5)
住みたいまち・住み続けたいまちへ
市民が主体のまちづくり編
まちづくりの取組みを通じて、楽しさや達成感、連帯感を味わい、まちに誇りと愛着を持つ市民が増えるよう、後期基本計画では、市民が自分たちのできることをいかしながら活力あるまちづくりを主体的に行うことができる「市民が主体的に活躍するまち」をめざしています。
5月8日、第34回東大阪市民ふれあい祭りが開催され、今年も多くの家族連れでにぎわいました。ふれあい祭り実行委員長の谷岡一郎さんは、「東日本大震災がありましたが、市民の皆さんがふれあえることの幸せを感じながら、楽しんでもらえたら」と話し、野田市長は、「ふれあい祭りは昭和53年に市民の発案により始まった地方分権の先がけと言えるイベントです。私たち東大阪市民が元気な市民活動を通じて、東北地方の皆さんの復興を支えていきたい」と語りました。
市では、地域の特性をいかした市民によるまちづくりが行われるよう、地域活動の環境づくりや情報発信などに取り組み、活力あるまちづくりを進めていきます。
今年からスタートした後期基本計画は5つの部門別計画と7つの地域別計画から構成しています。これからのまちづくりについて市民の皆さんにより深く知っていただくため、5つの部門別計画をシリーズで紹介しています。
問合せ先
政策推進室 06(4309)3101、ファクス06(4309)3826
ひったくり被害にあわないために~バッグは車道の反対側に持ち、周囲には充分に注意しましょう
―東大阪市治安対策本部―