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東大阪市

あしあと

    呼吸器感染症(マイコプラズマ肺炎・RSウイルス感染症)について

    • [公開日:2025年4月9日]
    • [更新日:2025年4月9日]
    • ID:4308

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    マイコプラズマ肺炎やRSウイルス感染症はいずれも咳やくしゃみ、ウイルスのついた手指を通じて感染します。普段から手洗いをしっかり行いましょう。咳がある場合はマスクを着用するなど咳エチケットをまもりましょう。


    マイコプラズマ肺炎

    マイコプラズマ肺炎は、発熱に続いて咳が出現し、解熱後も咳は長期にわたって続くのが特徴です。中耳炎や髄膜炎など合併症を起こすこともあります。

    学童期に多い感染症と言われています。

    原因と感染経路

    原因は、肺炎マイコプラズマによる感染です。

    感染経路は、飛沫感染、接触感染ですが、濃厚接触が必要と考えられており、地域での感染拡大の速度は遅いです。

    症状と経過

    2から3週間の潜伏期間のあと発熱や全身の倦怠感、頭痛、咳などの症状がみられます(咳は少し遅れて始まることもあります)。咳は熱が下がった後も長期にわたって(3から4週間)続きます。

    肺炎マイコプラズマに感染した人の多くは気管支炎で済み、軽い症状が続きます(一般に、小児の方が軽症で済むと言われています)が、一部の人は肺炎となったり、重症化したりすることもあります。

    治療方法

    抗菌薬(抗生物質)によって治療します。抗菌薬のうちでも、マイコプラズマ肺炎に効果のあるものは、一部に限られています。


    RSウイルス感染症

    RSウイルス感染症は、ほぼ全員が2歳までに感染し、その後も一生の間に何度も感染を繰り返すといわれています。

    乳幼児では、細気管支炎や下気道の炎症により、呼吸困難を呈し、重症化することもあります。早めに受診し、診断を受けましょう。

    原因と感染経路

    原因は、RSウイルスによる感染です。

    感染経路は、飛沫感染、接触感染です。

    症状と経過

    潜伏期間は平均4から6日で、発熱や鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で自然軽快しますがが、重くなる場合には、その後咳がひどくなる、喘鳴が出る、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては、細気管支炎、肺炎へと進展していきます。

    重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。

    治療方法

    特効薬はなく、治療は基本的には対症療法(酸素投与、点滴、呼吸管理など症状を和らげる治療)を行います。


    予防対策のポイント

    ・子どもも大人もしっかりと手洗いを行いましょう。特に乳幼児をお世話するときにはよく手を洗いましょう。

    ・咳が出ている場合は、マスクが着用できる年齢の子どもや大人はマスクを使用するのも有効です。

    ・子どもたちが日常的に触れるおもちゃや手すりなどは、アルコールや塩素系の消毒剤で消毒しましょう。

    お問い合わせ

    東大阪市健康部保健所 感染症対策課

    電話: 072(960)3805

    ファクス: 072(960)3809

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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