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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成20年5月15日号 4・5面(テキスト版)

    • [公開日:2014年10月6日]
    • [更新日:2014年10月6日]
    • ID:3736

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    子どもたちの学力向上へ 学力等実態調査を実施

     昨年10月、市内の公立小学校5年生・中学校2年生を対象に「学力等実態調査」を実施し、このほど結果がまとまりました。

     この調査は、市内公立小・中学校の児童・生徒の学力および学習に対する意識の実態調査を行い、状況を把握・分析し、学習指導の改善の方向性を明らかにすることで、本市の児童・生徒の学力向上を図ることを目的としています。

     今回の調査では、これまでの成果と課題をふまえて、小学校では『国語・算数』、中学校では『国語・数学・英語』の「学力実態調査」と「学習意識調査」をあわせて実施しました。調査結果の分析概要は次のとおりです。

    学力実態調査

    小学校5年生

    国語
     平成17年度、平成18年度の調査との連続性、「読解力の向上」という全国的な課題を踏まえ、「読むこと」「言語事項」に重点をおいて調査しています。

     特に「読むこと」では、前年度同様、「文章全体を読み通す力」「文章の構造を読み取る力」「筆者の意見をとらえそれに対する自分の考えを書く力」の弱さが明らかになりました。

     また、「言語事項」では、漢字の読み書き、適切な語句の使用において一定の成果が見られますが、複雑な字形やよく似た字形の漢字、日常的に使用することが少ない語句の正答率が低くなっています。

     日常生活で用いられる言葉だけでなく、文学作品などにある豊かな日本語を多く身につけるための読書指導の充実や読書習慣の定着が求められます。

     「読むこと」で明らかになった課題は、「読む力」「書く力」の課題ともつながります。系統立てた指導改善に取り組むことが重要となります。

    算数
     
    「数量関係」では、昨年度同様、比較的正答率は高くなっています。

     一方、「量と測定」での単位換算や「数と計算」での小数・分数を具体的な場面で使用する力については、平成19年度全国学力・学習状況調査の結果同様、課題があります。

     これらを勘案し、授業に生活場面を想定した活動を重視し、より多くの言語活動を設けるなど、早急な学習指導方法の工夫・改善により、算数科による社会で必要な表現力・情報処理能力などの育成を図ります。

    中学校2年生

    国語
     小学生同様、「読むこと」「言語事項」に重点をおいて調査しています。

     特に「文章の構造を正確に読み取る力」については、3年間にわたって6割程度の正答率で大きな変化はありません。しかし、「根拠を示して意見を述べる力」に関する設問を追加したところ、無解答が5割近くとなり、本市でとりわけ大きな課題であることが明らかになりました。

     「言語事項」では、漢字の読み書きにおいて、どちらも前年度に比べて無解答が増加しました。また、日常的に使用することが少ない語句の理解が低く、豊かな日本語をより多く身につけるためにも、文学作品の鑑賞をはじめとする読書指導が必要と考えられます。

     これまで重点化してきた「読むこと」と「言語事項」の指導をさらに丁寧に、系統立てた指導へと発展させていくことが課題です。

    数学
     「数量関係」の正答率が「数と式」などに比べ弱く、3年間を通じて同じ傾向が見られます。「数量関係」の理解を支援する手立てとして、少人数指導やICT(情報通信技術)の効果的な活用など、指導方法に一層の工夫が求められます。

     また、「記述式」の正答率が「選択式」と比べて弱く、問題文中の数学用語の理解についても弱さが見られるなど、数学科においても「言語力」を養う取組みを進める必要があります。

     意識調査の結果からは、数学科において生徒が興味・関心をもつ指導方法の工夫が引き続き求められます。

     【英語】

     リーディングでは、ほぼ半数以上の正答率があり、ほかと比較するとおおむね満足できる結果となっています。しかし、ライティングでは、無解答数をできるだけ少なくするよう例文を示すなど工夫しましたが、昨年度以上に無解答数が増え、大きな課題を残しています。

     学力・意識の両調査から、英語を学ぶ意義は理解されている一方、自ら英語で表現しコミュニケーションするという英語本来の意義が理解されていないという課題が浮かび上がります。また、ほぼ半数が「英語が楽しいとは思わない」と答え、意欲を失いつつあることが無解答数の多さにつながっていると考えられます。

     今後、本市全体の英語教育のめざすべき姿を模索し、ALT(外国語指導助手)のさらなる有効活用や、教材開発および指導法研修など、携わる者すべてが一丸となって、英語教育を推し進める必要があります。

    学習意識調査

     今回は、前年度とほぼ同じ内容の調査でしたが、昨年度の結果と大差がありませんでした。これは、同時期の本市の児童・生徒の学習意識および実態には、ほぼ違いがないということがわかります。しかし、今回は、学力調査の結果を「正答率」の高い順からABCDの4層に分け、「正答率」と「学習意識」の関係を明らかにしました。

    小学校5年生

     学習意識は、「学習時間」「学校への持参物の確かめ」「長期休暇の学習方法」「学校への提出物」などおおむね良好です。しかし、「学習意識」と「正答率」との関係から次の課題が見えてきました。

     帰宅後の「学習時間」「読書時間」が長く、塾に通っている児童は、おおむね「正答率」が高いことが統計上も明らかになりました。また、「事前準備」を行い、「提出物」をきっちり出している児童や、「長期休暇の学習方法」から、いろんなことに興味をもち取り組んでいる児童は、「正答率」が高いことがわかりました。逆に、世の中の出来事に興味をもてない児童は、「正答率」が相対的に低いことがわかりました。

    中学校2年生

     中学校2年生では、「まったく家で学習しない」生徒が40パーセントと多く(昨年同様)、また、小学校5年生と異なり、「2時間以上の学習」をする割合がどの層でも激減しています。

     しかし、定期テスト前の学習については、D層においても約半数が1週間前から学習に着手しており、おおむね定着していると考えられます。

     読書時間については、「まったく読まない」生徒が、学年が進むにつれ増加していることがわかりました(平成17年度、平成19年度の調査結果から)。

     また、学習準備をはじめとする「学習へのかまえ」については、小学生同様、「正答率」と関係があることが明らかになっています。

     中学校2年生では、卒業後の進路について、9パーセントが「なにも考えていない」と答え、進路への展望をなくしている生徒が少なからず存在することが明らかになっています。また、D層では「なにも考えていない」が20パーセントになっています。 この生徒たちへの個別のかかわりを含め、すべての生徒に対する学習意欲を喚起させる授業改善、進路選択や自分自身の生き方を考えさせる教育を推進していくことが必要です。

     

     市では、基礎・基本の徹底と確実な定着に向けて引き続き取り組むとともに、学習意欲の向上や学習習慣の確立に向けた取組みを進めていきます。

    問合先

    学校教育推進室 06(4309)3268から9、ファクス06(4309)3838

    固定資産税を減額

    バリアフリー・耐震改修

    バリアフリー改修 高齢者・障害者居住住宅

     高齢者または障害者が居住する平成19年1月1日以前から所在の住宅(賃貸住宅を除く)を、一定のバリアフリー改修した場合に、所有者からの申請により固定資産税を減額します。

     対象となる改修工事とは、次のとおりです。

    対象

    • 廊下の拡幅
    • 階段の勾配の緩和
    • 浴室の改良
    • トイレの改良
    • 手すりの取付け
    • 床の段差の解消
    • 引き戸への取替え
    • 床表面の滑り止め化

    バリアフリー改修の要件
     
    改修工事の費用が補助金や介護保険からの給付を除く自己負担が30万円以上で、平成19年4月1日から平成22年3月31日に改修工事した住宅

    居住者要件

    • 65歳以上の方
    • 要介護認定または要支援認定を受けている方
    • 障害のある方

    減額する額
     
    当該住宅にかかる固定資産税額の3分の1(1戸あたり100平方メートル相当分までに限る)

    減額期間
     
    改修工事完了の翌年度から1年間

    申請方法
     
    工事内容・費用がわかる書類や明細書、工事箇所がわかる写真、居住者要件を示す書類などを添付し、改修後3か月以内に申請

    耐震改修

     昭和57年1月1日以前から所在の住宅を現行の耐震基準に適合させるための工事をすると、所有者からの申請により固定資産税を減額します。

    耐震改修の要件
     
    現行の耐震基準に適合する改修で、費用が30万円以上であること

    減額する額
     
    当該住宅にかかる固定資産税額の2分の1(一戸あたり120平方メートル相当分までに限る)

    減額期間

    • 平成18から21年に耐震改修が完了した場合=改修工事完了の翌年度から3年間
    • 平成22から24年の場合=2年間
    • 平成25から27年の場合=1年間

    申請方法
     
    指導監察課・建築士・登録住宅性能評価機関などが発行する現行の耐震基準に適合した工事であることの証明書や耐震改修にかかる工事費がわかる書類などを添付し、改修後3か月以内に申請

     

     制度の利用を考えている方は、工事をする前に要件に当てはまるか必ずご相談ください。

    問合先

    • 課税減額およびバリアフリー改修について=固定資産税課 06(4309)3140から4、ファクス06(4309)3809
    • 耐震改修工事について=指導監察課 06(4309)3245、ファクス06(4309)3834

    納期限は6月2日

    固定資産税・都市計画税第1期分

     固定資産税・都市計画税第1期分の納期限は6月2日(月曜日)です。納期限までに市税取扱金融機関または郵便局で納めてください。

     固定資産税・都市計画税は、1月1日現在、登記簿に所有者として登記されている方に、その年度分が課税されます。土地や家屋を売買した場合は、契約内容などを売主、買主がお互いに確認し、後でトラブルが起きないようにしましょう。

     1年分の税金を一括納付する全期前納報奨金制度を利用すると、年税額から報奨金を差し引いた額で納付できます。報奨金は納税通知書に記載していますので、ぜひ全期前納してください。なお、取扱期限は6月2日(月曜日)までです。

    軽自動車税

     軽自動車税の納期限は6月2日(月曜日)です。納期限までに市税取扱金融機関または郵便局で納めてください。

     軽自動車税は、4月1日現在の所有者に、その年度分が課税されます。4月1日を過ぎてから廃車手続きをしてもその年度は課税されますので、必ず納付してください。なお、4月2日以降、登録手続きをされた場合は、その年度分は課税されません。

    問合先

    • 固定資産税の課税内容について=固定資産税課 06(4309)3141から4、ファクス06(4309)3810
    • 軽自動車税の課税内容について=税制課 06(4309)3134、ファクス06(4309)381
    • 納付相談について=納税課 06(4309)3148から52、ファクス06(4309)3808

    市長交際費を公開

     昨年10月から3月までに使った市長交際費は、以下のとおりです。

     くわしくは、次のとおり公開しています。

    市長交際費執行状況(平成19年度下半期)

    以下、項目・件数・金額の順で掲載

    • 祝金、寸志、会費など、11件、114,000円
    • 敬弔費、16件、107,450円
    • 見舞金、せん別、謝礼など、0件、0円
    • 賛助金など、1件、21,000円
    • 賄料など、0件、0円
    • その他(記念品)、0件、0円

    合計、28件、242,450円

    閲覧時間
     
    午前9時から午後5時30分(土曜日・日曜日、祝日を除く)

    閲覧場所
     
    市政情報コーナー

    問合先

    秘書室 06(4309)3100、ファクス06(4309)3847

    いっしょに楽しもう! 子育て支援センターの催し

    ※車での来場はご遠慮ください

    鴻池子育て支援センター

    ベビーヒーリングタッチ(ベビーマッサージ)

    とき
     
    5月30日(金曜日) 午前10時から11時

    ところ
     鴻池子育て支援センター

    対象・定員
     
    3か月から1歳未満の未歩行児とその保護者・25組(申込先着順)

    申込方法
     
    5月23日(金曜日)午前10時30分から電話で

    おでかけ講座からおむつはずれ

    とき
     
    6月13日(金曜日) 午前10時から11時

    ところ
     
    孔舎衙公民分館

    対象・定員
     
    1歳6か月以上の乳幼児とその保護者・15組(申込先着順)

    申込方法
     
    6月6日(金曜日)午前10時30分から電話で

    申込・問合先

    鴻池子育て支援センター
    06(6748)8251、ファクス06(6743)0577

    荒本子育て支援センター

    親子でかざぐるまを作ろう

    とき
     
    6月2日(月曜日) 午前10時から11時30分

    ところ
     
    荒本子育て支援センター

    講師
     
    かざぐるまの会 小林弘さん

    対象・定員
     
    2歳6か月以上の乳幼児とその保護者・20組(申込先着順)

    申込方法
     
    5月19日(月曜日)午後1時30分から電話で

    子育て相談デー(保育あり)

    とき
     
    5月19日(月曜日)、23日(金曜日)

    • 午後1時30分から2時30分
    • 午後3時から4時

    ところ
     荒本子育て支援センター

    申込方法
     
    5月16日(金曜日)午後1時30分から電話で

    申込・問合先

    荒本子育て支援センター 06(6788)1055、ファクス06(6788)2597

    長瀬子育て支援センター

    講座-ははは歯の話

    とき
     
    6月3日(火曜日) 午前10時から11時

    ところ

     長瀬子育て支援センター

    対象・定員
     
    乳幼児とその保護者・15組(申込先着順)

    申込方法
     
    5月23日(金曜日)午前10時から電話で

    赤ちゃん広場(ハイハイタイム)

     赤ちゃんだけでゆったりと遊べます。お母さん同士の友達も作りませんか。ぜひ遊びにきてください(自由参加)。

    とき
     
    毎週木曜日 午後1時30分から4時

    ところ
     
    長瀬子育て支援センター

    申込・問合先

    長瀬子育て支援センター 06(6728)1800、ファクス06(6728)2413

    元気に遊ぼう! わんぱくフェスティバル

     家庭で子育てをしているお母さんたちを応援するため、わんぱくフェスティバルを開催します。

     わんぱくフェスティバルは、地域の子育て支援や育児相談、楽しいイベントなどを通して、家庭での育児不安を解消したり、親子で学びあったりする場として、民間保育園が中心になって行っています。

     当日は、園児たちの歌やダンスをはじめ、子どもたちの大好きなイベントが盛りだくさん。食育コーナーもあります。ぜひお越しください。

    とき
     
    6月6日(金曜日) 午前10時から午後3時

    ところ
     
    東大阪アリーナ

    対象
     
    市内在住の就学前乳幼児とその保護者

    問合先

    • 白鳩保育園 072(984)8827、ファクス072(985)0473(日曜日、祝日を除く)
    • 子育て支援課 06(4309)3302、ファクス06(4309)3817

    生駒山に登ろう! 市民チャレンジ登山大会

     さわやかな初夏の日に、登山に挑戦してみませんか。

    とき
     
    5月25日(日曜日)
     ※雨天時は6月1日(日曜日)に順延。午前6時からテレホンサービスあり。
     枚岡神社鳥居前に午前8時から10時(自由スタート方式)に受付、ゴールは午後4時30まで

    コース

    • 初級=11キロメートル(約4時間30分)
    • 中級=16キロメートル(約6時間)
    • 上級=22キロメートル(約7時間30分)

    ※小型リュック、弁当、水筒、タオル、雨具、着替えなどを持参。
    ※参加者全員に踏破認定カードを、また踏破距離が50キロメートルを超えるごとに踏破認定証を授与。なお踏破認定カードは保管してください。
    ※負傷者には応急処置をしますが、以後の責任は負いません。

    当日のテレホンサービス・問合先

    青少年スポーツ室 06(4309)3282、ファクス06(4309)3835

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

    ファクス: 06(4309)3822

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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