市政だより 平成22年新年号 1面(テキスト版)
- 人口 505,149人 世帯数 218,403世帯【平成21年12月1日現在】
- 発行 東大阪市経営企画部広報広聴室広報課 〒577-8521 東大阪市荒本北1丁目1番1号
- 毎月2回1日・15日発行
- ホームページアドレス http://www.city.higashiosaka.lg.jp/
笑顔でまちを元気に
新年のあいさつ
市長 野田義和
明けましておめでとうございます。
昨年は、新型インフルエンザが大流行し、本市では危機管理対策本部を設置して全市的な対応をとってまいりました。また7月には「中小企業都市サミット」を本市で開催し今後取り組むべき方向を「東大阪宣言」として取りまとめ、さらに8月には近畿地区で初めて知財先進都市の指定を受けるなど、経済の活性化・地域振興につながる政策を実現してまいりました。
年が明けても景況感に明るい兆しは見えてきませんが、本市では資金繰りに悩む市内事業者の円滑な資金調達に必要な公的融資などの電話相談窓口を1月中旬に開設。1月から6月までの第4土曜日に市役所本庁舎で窓口業務の一部を試行開設するなど、さらなる市民サービスに努めてまいります。
こうした施策をはじめ、総合計画後期基本計画の策定や東部地域子育て支援センター(仮称)建設の完成をめざすなど、本年も東大阪のエネルギー「民力・政治力・行政力」を結集して『活力ある東大阪の再生』へ市役所一丸となって取り組んでまいります。また、近鉄花園ラグビー場が2019年ラグビーワールドカップの試合会場の一つになるよう、橋下徹大阪府知事とともに関係機関に働きかけてまいります。
市民の皆さんの一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
結びに、本年が皆さん方にとりまして、素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
議長 冨山勝成
新年明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、日ころから市政の運営に際し、種々ご理解とご協力を賜っておりますことに、心よりお礼を申し上げます。
さて、地方分権一括法の施行以来、行政運営では地方の「自己決定と自己責任」の範囲が拡大するとともに、市民生活に直結した市議会の果たす役割と責任がますます増大しております。
市民の皆さまから直接選挙で選ばれた二元代表制を担う議会としましては、市政へのチェック機能を強化するとともに、政策立案能力を向上させ、民意を的確に反映した市政の実現に努めていかなければなりません。
近年の社会経済情勢は、国際化、情報化、少子高齢化などが急速に進行する一方で、住民ニーズも多様化しており、それに対応した自主的・合理的な行政運営が求められております。
こうした状況の中、市議会では、議会の機能強化、運営の改善、そのほか議会の改革に必要な事案を検討して、開かれた議会をめざします。
今後とも市民の皆さまの信託に応えるべく、議員一丸となって積極的な議員活動を展開し、議会機能の充実強化を図り、より慎重に、よりスピーディーで、迅速かつ的確な対応のできる議会運営に努めてまいりたいと思っております。
皆さまにとりまして、本年が実りある飛躍の年となりますよう心から祈念申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。