できていますか?災害への備え

ハザードマップを確認しよう
市では、洪水・土砂災害・ため池ハザードマップを作成しています。
マップには、市が発令する避難情報、防災情報の収集方法や避難行動なども掲載しています。市役所本庁舎の1階と5階、市内7か所のリージョンセンターに配架しています。

避難情報を取得しよう
市から発令する避難情報は、防災行政無線、テレビ(dボタン)、広報車、自主防災組織、市ウェブサイト、緊急速報メール、ラジオなど、さまざまな手段で入手することができます。
また、防災行政無線で放送した内容は、24時間以内であれば電話(06-4309-3010)で確認することができます。自分自身が手に入れやすい方法で、避難情報を入手できるよう準備しましょう。

状況に応じた避難行動をとろう
避難情報の種類は次のとおりです。
警戒レベル5〈災害発生または切迫〉
◎とるべき行動
命の危険があるため、直ちに安全確保を行う。
◎避難情報など
緊急安全確保(市が発令)
〈警戒レベル4までに必ず避難!〉
警戒レベル4〈災害のおそれ高い〉
◎とるべき行動
速やかに危険な場所から避難する。避難場所への立退き避難がかえって命に危険をおよぼしかねないと自ら判断する場合は、近隣の安全な場所や自宅内のより安全な場所へ避難する。
◎避難情報など
避難指示(市が発令)
警戒レベル3〈災害のおそれあり〉
◎とるべき行動
避難に時間のかかる方(高齢者、障害者、乳幼児など)とその支援者は危険な場所から避難する。その他の方も必要に応じ自発的に避難する。
◎避難情報など
高齢者等避難(市が発令)
警戒レベル2〈気象状況悪化〉
◎とるべき行動
ハザードマップなどにより災害リスク、避難場所や避難経路、避難のタイミングなどの再確認、避難情報の把握手段の再確認・注意など、避難に備え自らの避難行動を確認する。
◎避難情報など
注意報(気象庁が発表)
警戒レベル1〈今後気象状況悪化のおそれ〉
◎とるべき行動
防災気象情報などの最新情報に注意するなど、災害への心構えを高める。
◎避難情報など
早期注意情報(気象庁が発表)
災害が発生するおそれが高い状況などに発令される「(警戒レベル4)避難指示」の段階で、全員危険な場所から避難しましょう。ただし、ハザードマップで浸水想定区域や土砂災害警戒区域などを確認し、危険な場所にいない場合、避難する必要はありません。自宅、会社の災害リスクを確認し、避難が必要かどうか、避難するならどの避難所にどのように行くか、適切な避難行動ができるよう事前に考えておきましょう。また、災害時の役割分担、安否確認の手段として災害用伝言ダイヤル「171」の使用方法などの確認、避難場所などについて家庭で話し合いましょう。

物資を備蓄しよう
避難場所での生活に最低限必要な品をリュックサックなどに詰めて、いつでも持ち出せるように準備しておきましょう。また、各家庭で最低3日分、できれば7日分の食料・水、簡易トイレ(排泄物収納袋と凝固剤)などの備蓄を行いましょう。
さらに、レトルト・インスタント・フリーズドライ食品などの調理が簡単なものや、缶詰・菓子類など、そのまま食べられるものを日頃から少し多めに用意し、使ったら買い足す「ローリングストック」という備蓄方法もあります。
手軽に備蓄を始めることができ、災害時でも日頃から口にしているものを食べることができます。できることから少しずつ、備蓄を進めていきましょう。
非常持出品の一例
食料品、飲料水、応急医薬品、マスク、アルコール消毒液、体温計、固形石けん、上履き、歯ブラシ、モバイルバッテリー、携帯ラジオ、懐中電灯、乾電池、笛、衣類、生理用品、赤ちゃん用品、現金(小銭は多めに)、保険証(写し)、預貯金通帳、印鑑、ライター、軍手、ロープ、タオル、カイロ、老眼鏡、簡易トイレなど
非常時に必要なものは一人ひとり違います。各自が必要とするものを備えておきましょう。

家具の転倒防止対策をしよう
阪神・淡路大震災で亡くなった人の約8割が住宅の倒壊、家具の転倒によるものだと言われています。日頃から次のような家具の転倒防止対策などをしておきましょう。
・本棚やタンスなどの家具は転倒しないよう、L型金具などを使って固定する
・寝ている所に家具が倒れたり、上に置いたものが落ちてきたりしないよう、家具などの配置を工夫する
・食器棚などのガラスには、ガラス飛散防止フィルムを貼っておく など
問合せ先:危機管理室 06(4309)3130、ファクス06(4309)3858