10月1日から11月30日は「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動期間」です
青少年による覚醒剤・大麻等の薬物乱用が増加しています。薬物乱用は、乱用者自身の健康を損なうだけでなく、さまざまな犯罪の誘因になるなど大きな社会問題となっています。
最近では、青少年の間でMDMA、大麻、危険ドラッグ(多幸感、快感等を高めるとして販売されている製品で、麻薬と同様の有害作用を持つものもある)の乱用が大きな問題となっており、これらの薬物から覚醒剤乱用への移行が懸念されています。
薬物乱用に走ってしまうと、中枢神経(脳)が侵され、その弊害が一生ついてまわります。また「依存性」があるため、いったん乱用してしまうと自分の意志ではやめられなくなってしまいます。「ほんの1回ぐらいなら…。」という安易な気持ちが命取りとなります。
薬物乱用のない社会環境を作るために、薬物に関する正しい知識を持ちましょう。
なお保健所環境薬務課で、薬物乱用防止啓発ビデオを貸し出していますので、ぜひご利用ください。

薬物乱用とは
薬物乱用とは、「医薬品を本来の目的から逸脱した用法や用量、あるいは目的のもとに使用すること」や、「医療目的にない薬品を不正に使用すること」をいいます。
もともと医療目的の薬物は、治療や検査のために使われるものです。それを遊びや快感を求めるために使用した場合は、たとえ1回使用しただけでも乱用にあたります。
薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」