加齢に伴う難聴
最近、耳が聞こえにくくなったと感じることはありませんか?
加齢に伴う難聴は、誰にでも起こりうることですが、普段から耳にやさしい生活を送ることが大切です。
大きな音を避け、食生活や運動に気をつけて健康的に過ごすことを心がけましょう。

早期発見、早期治療
難聴の進行をそのままにしておくと、コミュニケーションに支障をきたし、人との会話をつい避けがちになり、最終的には認知機能の低下やうつを発症するリスクが高まると考えられます。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)(厚生労働省)においても、難聴は認知症の危険因子の一つとされており、できるだけ早期に対応することが大切です。
聞こえにくいと感じたら、まずはお近くの耳鼻咽喉科へご相談ください。

聞こえチェック (一般社団法人日本補聴器販売店協会)

補聴器について
難聴を早期に発見し、医師の指導のもとで早い段階から補聴器を使用することで、聴覚刺激が脳に伝わり、うつや認知症の進行を予防する効果が期待できます。
補聴器は専門医の診察を受けるとともに、購入後も専門家による調整が必要です。
補聴器に関する専門職として、次のものがあります。

補聴器相談医
補聴器相談医とは、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が規定する講習カリキュラムのすべてを履修した耳鼻咽喉科専門医です。
耳の状態を診察し、難聴の種類や補聴器が必要かどうか診断します。また、補聴器が適正に選択調整されているか判断し、適切な補聴器の使い方の指導も行います。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のウェブサイト(別ウインドウで開く)で名簿が公開されています。

認定補聴器技能者
認定補聴器技能者とは、公益財団法人テクノエイド協会が、補聴器の安全で効果的な使用のために必要な知識や技能を持つことを認定して付与する資格です。一人ひとりの状態に合わせて、補聴器を選定して調整を行います。
公益財団法人テクノエイド協会のウェブサイト(別ウインドウで開く)で検索することができます。
お問い合わせ
電話: 06(4309)3185 ファクス: 06(4309)3814