若者を中心に大麻による検挙者が増加しています

若年者の大麻事犯について
近年、若年者による大麻事犯が増加しています。
大阪府では、平成28年に大麻事犯で検挙された未成年者は36名でしたが、令和3年の検挙された未成年者は150名と激増しており、深刻な状況となっています。
また、大阪府の大麻による検挙者のうち未成年者及び20歳代が約8割を占めています。
若年者はインターネット等に触れる機会が多いですが、インターネット等では誤った情報が溢れており、正しい知識を持って判断することが重要です!

大麻乱用による心身への影響
インターネット等では「大麻は心身に悪影響がない」、「海外では合法だから安全」、「依存性がない、いつでもやめられる」等の誤った情報が溢れています。
しかし、大麻を乱用すると、脳に作用し記憶や学習能力、知覚を変化させます。乱用を続けることにより、「無動機症候群」といって毎日ゴロゴロして何もやる気のない状態や、人格変容、大麻精神病等を引き起こし、社会生活に適応できなくなります。また、女性も男性も生殖器官に異常が起こります。
※「乱用」とは、薬物を不正な目的や方法で使うことで、一回だけでも乱用になります。

大麻の流通形態
大麻はさまざまな形で流通しています。
また、「マリファナ」、「ハッパ」、「チョコ」、「クサ」、「ヤサイ」等と呼ばれることがあります。見た目では大麻とわからないことがあるかもしれませんが、怪しいものには絶対に手を出さないようにしましょう!

大麻草

乾燥大麻

大麻樹脂

ハシッシュオイル

大麻ワックス

大麻リキッド

誘われた時は・・・
大麻の乱用は自分の人生を破滅させ、家族や友人などの周囲の人も不幸にしてしまいます。
インターネットやSNSでの誤った情報に惑わされないようにしましょう。
誘われた時は、「キッパリと断る」「その場から離れる」「相談する」ことが大事です!
リーフレット
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。