本市のごみ事情

ごみ排出量は減少傾向
本市のごみの総排出量は、令和5(2023)年度で約16.7万トンとなっており、前年度と比較して約6,900トン減少しています。また、一人一日あたりのごみの排出量は898グラムで、前年度と比較して31グラム減少しています。
令和2年度に策定した「東大阪市一般廃棄物処理基本計画」において、一人一日あたりのごみの排出量は、令和12(2030)年度目標を870グラムとしています。

備考:総排出量とは、市で収集するごみ及び資源+市民及び事業者が焼却工場へ直接搬入する量+集団回収量
備考:総発生量とは、総排出量+市民及び事業者独自の取り組みによる資源化量


資源化可能なごみの割合
令和元年度に実施したごみ質調査によると、家庭ごみ(燃えるもの)の中に資源化できるものが 33.8%も含まれており、その中でも、古紙類(18.0%) やプラスチック製容器包装(11.5%)は大きな割合で含まれていました。また、堆肥化などができるものが36.7%含まれており、その中には食品ロス(食べられるのに捨てられてしまう食品)などが17.8%含まれていました。



古紙類の資源化は簡単に取り組めます!
古紙類は、地域の自治会や子ども会で実施している集団回収や市内公共施設に設置された古紙回収ボックスへ出していただくことで、資源化され、再び紙資源として利用されます。複雑な分別は必要ないため、取り組みやすいものです。
普段、ごみとして捨ててしまっている古紙類は貴重な資源です。分別することで、ごみが減り、環境負荷の低減にもつながっていきます。未来の地球環境のためにも、循環型社会の形成にご協力ください。



食品ロスも大きな問題に?
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が問題となっています。現在、毎日一人あたりおにぎり一個分のごはんを捨てている計算に・・・。
一人ひとりが「もったいない」意識をもって、食品ロス削減にご協力ください。

ごみ処理にかかるお金ってどれくらい?
ごみは大きく分けて、
①収集運搬 → ②中間処理(選別・焼却など)→ ③最終処分(埋立てなど)という流れで処理されます。
例えば「焼却灰の埋立て」には…
処分(埋立て)料金 1トンあたり12,870円かかります。
令和5年度の最終処分量は、ごみの減量や分別のご協力により、令和4年度と比較して1,220トン減少しました。
(令和5年度) (令和4年度)
23,609トン - 24,829トン= -1,220トン
12,870円×1,220トン=15,701,400円(概算)となり、単純計算で、焼却灰の埋め立て処分だけでも”約1,570万円の費用削減”につながったと考えられます。

▲大阪沖埋立処分場


ごみ処理の流れ
家庭や事業所から排出されたごみ(処理)の流れについて、掲載しています。
令和5年度ごみ処理について
【参考】清掃工場における資源ごみの流れ(外部サイトへ移動します。)
上記をクリックすると東大阪都市清掃施設組合のサイトに移動します。
テクニカルデータの資源ごみの流れをご覧ください。(東大阪市と大東市の合計量)