市政だより 令和元年11月15日号 別紙4面(テキスト版)
令和元年度保存版 受けましたか? 特定健診
特定健診は定期的な受診が必要です
生活習慣病は、不規則でバランスの悪い食習慣や身体活動不足、過剰飲酒、喫煙習慣など不健康な生活習慣によって発症する病気の総称です。
生活習慣病
レベル1
- 不適切な食生活(エネルギーや食塩、脂肪の過剰など)
- 身体活動・運動不足
- 喫煙
- 過度の飲酒
- 過度のストレス
レベル2
- 肥満
- 高血糖
- 高血圧
- 脂質異常
レベル3
- 肥満症(特に内蔵脂肪型肥満)
- 糖尿病
- 高血圧症
- 脂質異常症
レベル4
- 虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)
- 脳卒中(脳出血、脳梗塞など)
- 糖尿病の合併症(失明、人工透析など)
レベル5
- 半身の麻痺
- 日常生活における支障
- 認知症
血圧や血糖値が高いまま生活習慣を改善しなかったり、治療せずに放置したりすると、過剰にたまった内臓脂肪が血圧、血糖、脂質に悪影響をおよぼすメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状態になる可能性が高まります。一つひとつの検査値の異常が軽度でも、重なると相乗効果となり動脈硬化を進行させます。その結果、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病の合併症などを発症しやすくなります。
食事や運動に気をつけて減量し、高血圧、糖尿病、脂質異常症などがある場合は、それらの病気をきちんと治療し続ければ、動脈硬化の進行を遅らせることができます。
特定健診は自覚症状の有無にかかわらず、毎年必ず受診することで、大切なご自身の健康状態を定期的にチェックする機会になります。毎年、特定健診を受診しましょう。
特定健診は受診の「あと」も大切です
健診は、受けたあとの結果を確認することにより、生活習慣病の「日頃からの予防」「早期発見と早期治療」「重症化予防」に役立ちます。ぜひ健診結果をご活用ください。
特定保健指導を受けよう
特定健診の結果、生活習慣改善の必要性が高い方には「特定保健指導利用券」を送付します。この利用券を使用すると、医師や保健師、管理栄養士などから生活習慣を見直すためのサポートを無料で受けられます。生活習慣病のリスクの度合いや個人の健康状態に応じた、きめ細かい支援を実施しています。利用券が届いた方は、保健センターや特定保健指導実施機関にぜひお申込みください。
血糖が高めの方、糖尿病治療中の方へ
市では、市内3か所の保健センターで糖尿病の個別食事相談(予約制)や各種教室(血糖値を下げる教室、糖尿病食事学習会など)を開催しています。
日程など詳しくは保健センターへお問合せください。
- 東保健センター 072(982)2603、ファクス072(986)2135
- 中保健センター 072(965)6411、ファクス072(966)6527
- 西保健センター 06(6788)0085、ファクス06(6788)2916
市国保加入で特定健診を受診した方へ
東大阪市国民健康保険では、特定健診の結果をもとに、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの重症化を防ぐために、保健師や管理栄養士による電話や訪問などを実施しています。気軽にご相談ください。
府民の健康づくりをサポートするアプリ
「おおさか健活マイレージ アスマイル」もご活用ください!
詳しくはアスマイル公式ウェブサイトをご覧ください。
市町村国民健康保険加入者は、特定健診を受診すると電子マネーなどに交換できる3000円分のポイントがもらえます。
- 2000ポイント/初回のみ
- 1000ポイント/健診毎(年1回)