平成31年2月12日 20ヵ国・地域首脳会議を見据えてテロ対策訓練
6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を見据えたテロ対策合同訓練が、東大阪アリーナの駐車場で行われました。
この訓練では、バスの乗っ取りやサリンの散布などを想定し、参加者らは犯人逮捕や被害者救助などに取組みました。
バスの乗っ取りを想定した訓練では、テロリストに扮した警察官が乗客を人質に立てこもった後、駆けつけた布施署員や府警がバスを取り囲み、犯人が車外に出たところを取り押さえて逮捕。サリン散布を想定した訓練では、防護服に身を包んだ市消防局員らが乗客を救助し、除染作業にあたりました。
約140人の参加者は緊迫感の中冷静に訓練に臨み、「想定外を想定する」ことの重要性を再認識していました。