市政だより 平成30年11月15日号 12面(テキスト版)
新たな歴史を刻む
聖地“花園”で1万7000人が大熱狂!!
10月26日、市花園ラグビー場のオープニングマッチとして「日本代表対世界選抜」の試合が行われ、雨の中訪れた約1万7000人のラグビーファンらは、生まれ変わった花園での試合観戦を楽しみました。
新しくなった市花園ラグビー場は照明設備を完備し、今回は花園初のナイトゲームを開催。試合の開催にあわせて、ライトアップが行われたほか、花園での試合が決まっているジョージアやトンガ、イタリアなど7か国のグルメブースも出店され、いつもと違った景色を見せていました。
試合は日本代表が、ニュージーランドなど強豪国の元代表選手などを擁する世界選抜に28-31の3点差での惜敗となりましたが、後半に追い上げを見せるなど、来年に迫ったラグビーワールドカップ2019日本大会へ向け、熱い戦いを見せてくれました。
また、翌日の27日には、新たに設置された大型ビジョンを使用したパブリックビューイングを開催。集まった約500人を前に、ブレディスローカップ2018「ニュージーランド対オーストラリア」の試合が放映され、訪れた人たちは大画面に映し出された世界レベルの試合に見入っていました。
「マスターズ花園」大会創設へ
平尾さん、山中さんを花園大使に
市ではこのほど、元ラグビー日本代表監督の平尾誠二さんを「Hanazono Excitement Ambassador(花園感動大使)」に、山中伸弥さんを「Hanazono Cheer Ambassador(花園応援大使)」にそれぞれ委嘱しました。
「マスターズ花園」大会創設を決めた市では、大会のブランド向上と周知拡大を図るため“花園大使”を設置し、平尾さんと、平尾さんと親交があった山中さんに委嘱したものです。
「マスターズ花園」大会は、2021年に開催される「ワールドマスターズゲームズ2021関西」のレガシー大会として創設したもので、かつて聖地花園をめざした高校生ラガーなど、マスターズ世代が再び花園をめざす大会として2022年の開催をめざします。
オープニングマッチのハーフタイムで大使就任を発表した野田市長は、「花園はラグビーを愛する人にとって特別な場所。お二人の力を借りて、ラグビーのまち東大阪を盛り上げていきます」と話していました。
市花園ラグビー場へ寄贈 ありがとうございます
ライオンズクラブ
国際協会335-B地区11リジョンより寄贈
ミュージアム内展示用ケース
ライオンズクラブ国際協会335-B地区11リジョンより、地域貢献とクラブ創立100周年を記念し寄贈された展示用ケースが、新しく生まれ変わった市花園ラグビー場のミュージアムで使用されています。
この寄贈された展示ケースでは、市花園ラグビー場で大切に保管してきた貴重な資料を豪華に演出し、聖地花園の歴史の詰まった展示となっております。
市花園ラグビー場での観戦の際は、ラグビーの歴史が感じられるミュージアムにも、ぜひお立ち寄りください。
東大阪ロータリークラブからモニュメント寄贈
新たな花園の象徴へ!
東大阪ロータリークラブから、新たな花園の象徴となるようにと、市花園ラグビー場に展示するモニュメントが寄贈され、このほど除幕式が行われました。
このモニュメントは、ラグビー場正面玄関入場口すぐに設置されており、東大阪市のラグビーとモノづくりの融合を表そうと、生駒石をラグビーボール型のスクリューが力強く貫き、そびえ立つ様子を示しています。また、輝きを放つ楕円のスクリューには、試合後は敵味方を問わず手を取りあうラグビーのように、固有性を讃えあい、豊かな想像力を反映してほしいという願いが込められています。