イタチの被害にお困りの方へ

イタチの特徴
1年中活動し、夜行性ですが都市部では昼夜ともに活動します。
穴を掘ったり、垂直な場所を登ることができ、泳ぎも得意です。
すでにある穴や隙間を巣に使い、都市部では屋根裏や床下に住み着かれるなどの被害があります。
雑食性で、ネズミや小鳥の卵やヒナ、カエル、昆虫類などを好んで食べます。


イタチを追い払いたいときは
追い払い後に侵入口をふさぐことが基本です。侵入口をふさがないと、たとえ苦労して追い払えたとしてもまた侵入されてしまいます。
においによる方法としては、木酢液や塩素系の漂白剤など、動物にとって強い「におい」を発するものを使わなくなった布などにしみ込ませ、トレイなどに入れてイタチのいる場所や通り道に置いてください。
また、殺虫用のくん煙剤などを焚くと、煙や臭いを嫌がって出て行きます。
イタチは強く光るものを嫌うので、イタチのいる場所に点滅するランプのようなもの(クリスマスツリーの飾りなどで発熱しないもの)を置く方法もあります。
追い払い後に、侵入口となりうる場所(3センチメートル四方より大きな隙間など)を金属製のネットなどで塞ぎ、侵入されることを防ぎましょう。

対策をしてもイタチが追い払えないとき
イタチを捕獲するには鳥獣保護法に基づく許可が必要で、許可を取らずに捕まえることはできません。許可には窓口での申請が必要であり、捕獲申請者の状況をお聞きして必要と判断される場合には捕獲許可証を交付しますので、動物指導センターまでご相談ください。
また、東大阪市ではイタチが家に住み着いてお困りの方のため、捕獲器の貸し出しを行っています。以下の貸し出し条件をご了解のうえ、動物指導センターまでご連絡ください。
【貸し出し条件】
- 貸し出しには、動物指導センター窓口でのご申請が必要です。
- 1人1器で、貸し出し期間は2週間です。
- 貸し出しを希望される方は、申請のため必要ですので、本人確認書類をご持参ください。
- 捕獲器は、ご自身で運ぶことになります。
- イタチが捕獲された場合、ご自身で放獣し、捕獲器を動物指導センターまでご返却ください。
- 捕獲器は借用者自身で設置し、事故のないよう、保管・管理を行ってください。
備考:捕獲後は再度の侵入を防ぐため、可能なかぎり侵入口を見つけて塞いでください。