子ども市政だより第25号 2・3面
東大阪市が歩んできた50年を振り返ろう
東大阪市はどんな50年を歩んできたのでしょうか。50年前の誕生から順に主なできごとを振り返ってみましょう。
枚岡市+河内市+布施市
東大阪市誕生
昭和42年
東大阪市が誕生
昭和42年2月1日、「東大阪市」が誕生。
- 市名の由来
- 「東大阪市」という呼び名は、3つの市が1つになる以前から、市民から親しみをもって呼ばれてきたものでした。将来、この新しい市がこの地域の大きな都市として発展するにふさわしい名前であるとして、東大阪市誕生前の昭和41年8月に決定しました。
市民会館が完成
昭和44年
市の人口が50万人を突破
昭和44年7月、東大阪市の人口が初めて50万人を超え、全国で15番目の50万人都市となりました。ちょうど50万人目の市民として誕生した赤ちゃんのもとへは、当時の市長が祝福に訪れました。
東大阪市の人口の移り変わり
- 昭和35年(合併前) 318001人(76535世帯)
- 昭和45年(合併後) 500173人(145950世帯)
- 昭和55年 521558人(170672世帯)
- 平成2年 518319人(181248世帯)
- 平成12年 515094人(203392世帯)
- 平成22年 509533人(217762世帯)
- 平成27年 502784人(223485世帯)
※「世帯」とは、同じ家でいっしょに生活している家族のこと(1人の場合も)。
昭和51年
近畿自動車道が東大阪市まで開通
昭和52年
近鉄布施駅周辺が高架化
昭和53年
第1回市民ふれあい祭りを開催
記念すべき第1回目の市民ふれあい祭りでは、約2200人がパレードをし、約10万人がお祭りを楽しみました。
昭和60年
市立小学校で月1回の米飯給食がスタート
昭和61年
長田~生駒間を結ぶ近鉄東大阪線が開通
平成3年
「ラグビーのまち」を表明
平成4年
東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」が誕生
トライくんは、今年もゆるキャラ®グランプリに参戦します。おうちの人のスマートフォンなどで、毎日投票してくれたらうれしいな。投票期間は8月1日(火曜日)~11月10日(金曜日)です。
平成15年
市役所総合庁舎が完成
東大阪市誕生以来の願いであった総合庁舎が完成しました。
平成17年
全国高校ラグビー大会に「東大阪市賞」ができる
大阪府内で3番目の中核市となる
大阪府内で3番目の中核市となり、「夢と活力あふれる元気都市・東大阪」に向けて新しいスタートをきりました。
- 中核市って?
- 人口が20万人を超えていて、規模などが比較的大きく、さまざまな事務を行うことが認められた都市のこと。さらに大きな都市に、大阪市などの「政令指定都市」があります。
キキョウ・フェスタで市のイメージソング「東大阪めっちゃ元気な『まち』やねん」を初披露
市のイメージソングは、東大阪市出身の音楽プロデューサー・つんくさんが作曲しました。
平成20年
消防総合庁舎と防災学習センターがオープン
防災学習センターでは、立体映像で地震のことを学んだり、地震の揺れを体験したりできます。
平成21年
人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功
東大阪のモノづくりの技術力を集めて、人工衛星「まいど1号」が種子島宇宙センターから打ち上げられ、成功しました。このニュースで、東大阪の技術力の高さが全国に知れわたりました。
平成22年
クールビズにあわせて市職員が仕事中にラガーシャツを着るようになる
平成23年
東大阪カレーパン会が誕生
カレーパンって、よく見ると形がラグビーボールに似ていませんか?昔、カレーで有名なハウス食品株式会社の工場が東大阪市内にありました。これらのことから、「東大阪カレーパン会」を立ち上げ、カレーパンを東大阪市の“ご当地グルメ”としてPRしています。
平成26年
近鉄奈良線布施駅~東花園駅間が上下線とも高架化
平成27年
ラグビーワールドカップ2019日本大会の試合会場の1つに市花園ラグビー場が選ばれる
ラグビーワールドカップ2019日本大会の試合会場の1つに市花園ラグビー場が選ばれました。アイルランドで行われた開催都市の発表のようすを市役所のロビーで生中継。「東大阪市」の名前が読み上げられた瞬間、ロビーは大歓声に包まれました。ラグビーワールドカップ2019日本大会は、平成31年9月20日に開幕します。
平成28年
ワールドマスターズゲームズ2021関西のラグビー競技の会場に市花園ラグビー場が選ばれる
平成29年
東大阪市誕生から50周年!記念式典を開催
平成29年2月1日、市民や関係者ら約2000人が東大阪市の50歳を盛大にお祝いしました。
新たな歴史へ
平成30年
市花園ラグビー場改修工事完了(予定)
平成31年
新しい市民会館「文化創造館」オープン(予定)
これまでの50年、東大阪市にはさまざまなできごとがありました。ここで紹介していること以外にもたくさんあります。どれも今の東大阪市をつくってきた大切なできごとです。次の時代を担うのは、今の子どもたち、つまりみなさんです。まわりの人たちと協力をして、さらにすばらしい東大阪のまちをつくっていきましょう。
このマークはなんだ?
市章
東大阪市のシンボルマークです。市が誕生した昭和42年にできました。東大阪市の頭文字「ひ」を、平和と希望の象徴である鳩をイメージしてデザイン化しています。みなさんの学校にもそれぞれ意味が込められたマーク「校章」がありますよね。市章も、「豊かな住みよいまち」という市がめざしている姿を形にしてあらわしています。
東大阪市の50周年記念ロゴマーク
昨年に市民のみなさんからデザインを募集し、84作品の応募の中から選ばれたものです。自然や文化、町工場、ラグビーなど東大阪市にある大切なものが大きなクスノキの中に散りばめられています。来年1月まで、東大阪市50周年のPRのために、このマークがいろいろなところで使われます。
50周年記念イベント
お楽しみに!
- モノづくり端材バイキング(9月~10月ごろ)
市内のモノづくり企業で製品をつくるときに発生するさまざまな材質や形の“端材”(余った材料)を自由に組み合わせて親子で作品をつくります。 - 市庁舎親子探検ツアー(10月~11月ごろ)
市役所総合庁舎のふだんは入ることができない危機管理センターや市議会議場、屋上ヘリポートなどを探検します。 - 井山裕太杯 新春囲碁フェスティバル(来年1月6日(土曜日))
クリエイション・コア東大阪で対局(経験者対象)や囲碁体験(未経験者対象)などをします。 井山裕太さん…東大阪市出身の囲碁のプロ棋士。昨年、史上初の七大タイトル同時制覇を達成しました。
※詳しくは、1・2は9月1日号の市政だよりに、3は9月以降の市政だよりに掲載予定です。