景観重要建造物と景観重要樹木
景観重要建造物と景観重要樹木とは
皆さんが暮らすまちには、人々に愛され、見た目のすぐれた建物や工作物、また、地域のシンボルとなるような樹木、といった個性や特色をもった地域資源が少なからず存在していると思います。しかし、そのような資源は市民に十分認識されていなく、また、地域の魅力向上に活用されていないのが現状です。中には文化財等に指定され、地域の魅力向上に寄与しているものもありますが、指定されていなくても皆さんにとって大切な資源はたくさんあると思います。そのような皆さんだけが知っている資源を地域で共有できれば、地域への愛着を生みだし、地域資源を身近に感じることができるようになる、さらには、地域資源を通じて住人同士の交流を生むキッカケになることでしょう。
しかし、皆さんにとって大切な資源は、時間の経過とともに形を変え、ときにはなくなってしまうことさえあります。東大阪市では、こうした大切な資源がなくなることを防ぎ、皆さんとともに後世に残していきたいと考えています。東大阪市では、皆さんにとって大切な資源を抽出し、その魅力を地域で共有でき、また、東大阪市全体の財産とできるような制度の一つとして、景観重要建造物および景観重要樹木の指定制度を取り入れました。これは、地域の良好な景観の形成に重要と認められる建造物や樹木を景観重要建造物および景観重要樹木として指定し、地域の魅力向上と個性ある景観づくりの核として、その維持、保全及び継承を図るもので、人と地域とをむすびつける大きな役割を果たすものです。本制度は、外観や見た目がすぐれており、周囲の景観を特徴づけているものや、地域の人たちに愛されているものであれば指定することができます。東大阪市は、皆さんが誇りに思えるような地域資源を皆さんとともに見つけ、指定を目指していきます。
詳しい指定方針と基準については下記のガイドをご覧ください。
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