平成27年10月16日 私たちの町の職業を通じて、東大阪の良さを知ろう
市内の小学生が、関心のある職種のことを調べたり、実際に話を聞いたりして町の良さを発見する東大阪独自の「『地尊感情』を育む教育プログラム~私たちの町の職業を通じて、東大阪の良さを知ろう」の聞き取り学習が東大阪アリーナで開催されました。この日の学習には、高井田東小と小阪小の5年生・意岐部東小の6年生、計170人が参加しました。
この取組みは、子どもたちに地元のモノづくり企業やサービス業などで働く社会人の魅力ややりがい、仕事の厳しさ、さらには東大阪の良さを学んでもらうことを目的とし、自分たちの暮らしている町(土地)を誇りに思ってほしいという願いを込めて造られた「地尊感情」という言葉が用いられています。
今回は、モノづくり企業、サービス業、医療系、大学教員、公務員などの職種から10人がゲストティーチャーとしてブースを構え、児童らに仕事の魅力や大変さなどを語り、児童らの質問に答えました。モノづくり企業(株)エストロラボ社長の東山香子さんは、児童から「仕事は楽しいですか?」と聞かれ、「自分が判断したこと、がんばったことがそのまま成果となって返ってくるので、やりがいがあって楽しいですよ」と答えていました。児童らは、仕事のやりがいや工程、作っている物の数などについて積極的に質問をし、メモを取るなど熱心に聞き入っていました。
最後に、児童らが各ブースで得たことを全員の前で発表。自分たちが驚いたことやゲストティーチャーの仕事への思いなどを紹介しあいました。