市政だより 平成25年12月15日号 8面(テキスト版)
市・府民税の均等割など個人住民税が改正
申告はお早めに
来年2月17日~3月17日
税額が変わります
市・府民税の均等割
東日本大震災からの復興を図ることを目的に、地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源を確保するため、平成26年度から35年度までの10年間、個人住民税(市・府民税)の均等割の標準税率に、1,000円(市民税500円、府民税500円)を加算することになりました。改正前と改正後の年額は、次のとおりです。
- 市民税均等割額(年額)
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- 平成25年度まで 3,000円
- 平成26年度~35年度 3,500円
- 府民税均等割額(年額)
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- 平成25年度まで 1,000円
- 平成26年度~35年度 1,500円
上限設定が一部変更
給与所得控除額
給与などの収入金額が1,500万円を超える場合、給与所得控除額が245万円の定額になります。
- 給与などの収入金額が1,000万円超~1,500万円以下の場合
- 給与などの収入金額×95パーセント-170万円
- 給与などの収入金額が1,500万円超の場合
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- 給与所得額(改正前)は、給与などの収入金額×95パーセント-170万円
- 給与所得額(改正後)は、給与などの収入金額-245万円
申告手続きが簡素化
年金所得者の寡婦(寡夫)控除
公的年金などにかかる所得以外の所得がない方が、寡婦(寡夫)控除を受ける場合、申告書の提出が不要になりました。ただし、年金保険者に提出する扶養控除申告書に「寡婦(寡夫)」の記載を忘れたり、扶養控除申告書を提出しなかったりした方は、控除が適用されません。その場合は、確定申告または市・府民税申告が必要となりますので、ご注意ください。
市・府民税の申告を
該当年度の1月1日現在にお住まいの市区町村で前年中の所得や控除、扶養状況などを申告してください。
市では、来年2月17日(月曜日)から3月17日(月曜日)まで、市役所本庁舎と行政サービスセンター(一部の日程のみ)で申告を受け付けています。受付は原則平日のみですが、期間中の土曜開庁時(来年2月22日(土曜日)午前)と2月23日(日曜日)に休日受付も行います。
なお、平成26年の申告受付日程は改めて市政だよりなどでお知らせします。
- 問合せ先
- 市民税課 06(4309)3135、ファクス06(4309)3809
国民健康保険・後期高齢者医療保険
保険料は必ず納めましょう
保険料の納期限は毎月末です。必ず納期限までに納めましょう。
納付が困難な方は相談してください。納付相談は、医療保険室保険料課で行っていますが、次の日程で夜間・休日・出張納付相談を行います。保険料決定通知書(納付書)など通知書番号または被保険者番号のわかるものと印鑑を持ってお越しください。なお、夜間・出張納付相談は来所相談のみで、電話での対応はできません。
夜間・休日納付相談
- とき
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- 夜間=12月19日(木曜日)・20日(金曜日)17時30分~20時
- 休日=12月28日(土曜日)9時~12時
- ところ
- 市役所本庁舎2階医療保険室保険料課
出張納付相談
- とき
- 12月20日(金曜日)10時~16時
- ところ
- 夢広場(布施駅前)
収納済通知書
来年1月に送付
平成25年1月から12月までに口座振替で納付していただいた保険料額をお知らせする「収納済通知書」を来年1月中旬に送付します。1年間の保険料納付額は、所得申告のときに社会保険料控除の対象となるものですので、通知書は大切に保管してください。
- 問合せ先
- 医療保険室保険料課 06(4309)3168、ファクス06(4309)3807
記念撮影しませんか
東大阪ファンゾーンを設置
全国高校ラグビー大会
市では、年末年始に行われる全国高校ラグビー大会にあわせて、花園中央公園噴水広場に「東大阪ファンゾーン」を設置し、大会を盛り上げます。花壇には記念撮影ができる思い出づくりのスペースも設けます。ぜひ、お立ち寄りください。
- とき
- 12月27日(金曜日)、28日(土曜日)、30日(月曜日)、来年1月1日(祝日)、3日(金曜日)、5日(日曜日)、7日(火曜日)
- 内容
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- 花園オールドボーイ紹介ブース=東大阪を舞台にしたNHKの地域ドラマ「花園オールドボーイ」撮影風景の写真パネル、ヒロイン岡本玲さんが実際に着用したラガーシャツの展示など
- ゆるキャラ®大集合=トライくんや消防トライくん、ひにアラタ、ふせロボくんたちによる記念撮影や会場内散歩(12月27日(金曜日)・28日(土曜日)に各3回で、雨天中止の場合あり)
- 2019年W杯誘致に向けた署名活動
- 問合せ先
- ラグビーワールドカップ誘致室 06(4309)3020、ファクス06(4309)3847
わだい
伝統芸能を子どもたちに
山村若佐紀さんが母校で舞を指導
11月20日、日本の伝統芸能である上方舞により多くの子どもたちにふれてもらおうと、上方舞の舞踊家・山村若佐紀さんが母校の市立小阪小学校を訪れ、5・6年生約120人に舞を指導しました。
上方舞は江戸時代、庶民の流行歌であった地唄に振りをつけた大阪生まれの伝統芸能です。若佐紀さんは昭和25年に山村流の名取となり、バイオリンとのジョイント公演やフランスでの海外公演など、新しい感覚で上方舞の普及と発展に努力してきました。また、平成2年からは毎年市民会館で「子ども上方舞教室」を開催し、こうした功績が評価され、紫綬褒章、旭日小綬章など数々の賞を受賞しています。
この日は、はじめに若佐紀さんが「母校での上方舞教室が実現して本当に幸せです。優しい気持ちと思いやりをもって舞いましょう」と挨拶。つづいて体験教室がスタートしました。
子どもたちは歩き方や礼など所作を習ったあと、舞独特の動きに苦戦しながらも若佐紀さんを手本に舞を体験しました。
6年1組の古川優奈さんは「やってみるととても難しかったです。機会があれば上方舞を習ってみたいです」と話していました。