自殺予防のゲートキーパーについて
自殺予防のゲートキーパーとは
自殺を考えている人の多くは、悩みをかかえながらも「人に悩みを言えない」「どこに相談したら良いのか、どんなふうに解決したら良いのかわからない」という状況におちいっています。そんな悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことをゲートキーパーといいます。
大阪府が作成したテキストを使用した「ゲートキーパー養成研修」の受講をご希望の場合は、保健所健康づくり課へご連絡ください。(市内に在住、在勤または在学する5人以上で構成された団体に、出前で研修させていただきます。なお、会場の手配や参加者への周知、案内、開催当日の受付や進行などについては、団体でお願いいたします。)
【ゲートキーパーの役割】
1 悩んでいる人に気づき声をかける
いつもと違うサインに気づいたら「どうしたの?」とやさしく声をかけてください。
自殺のサインSOS
- 気分が落ち込み自分を責める
- 仕事が進まず不眠が続く
- 原因はわからないが体調がずっと悪い
- 飲酒量が増す
- 死にたいと口にする
2 じっくりと話を聴く
その人の気持ちを尊重し、抱えている問題や、死にたいぐらいのしんどさを、一方的に否定したり非難したり、
自分の考えや価値観を押し付けたりはせず、誠実な態度で、相手の気持ちを反復しながら聴いてあげてください。
3 必要な支援につなげ見守る
適切な専門機関につないで温かく寄り添ってやさしく見守ってください。