平成25年7月1日 ノーベル生理学・医学賞受賞の山中伸弥氏に東大阪市名誉市民の称号を贈呈

あらゆる細胞に分化する能力があるiPS細胞の開発が評価され、昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞された東大阪市出身で京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏に1日、市長から東大阪市名誉市民の称号が贈られました。
市では、山中氏のこれまでの功績、そしてこの度のノーベル賞受賞は、全世界に夢と希望を与えるものであり、さらには市の発展に大きく寄与するものであるとし、昨年10月17日に市議会の同意を得て東大阪市名誉市民の称号を贈ることを決定していました。
京都大学iPS細胞研究所で行われた贈呈式には、山中氏と市長をはじめ、西田副議長など計7人が出席。山中氏は、「小学校3年生まで育った東大阪市には、父親の工場があり、当時は多くの機械に囲まれた生活を送っていました。そのような環境から技術者としてのマインドが身についたと思っています。その東大阪市からこのような栄誉ある称号をいただき大変うれしく思っています。今も東大阪市内に住んでいる母も喜んでくれると思います」と笑顔で話していました。
