平成24年2月18日 災害発生時の体制確保と連携強化 東大阪市職員防災訓練
東大阪市職員防災訓練が18日、市役所本庁舎で実施されました。
この訓練は、市役所職員、消防局職員、警察関係者など約600人が参加し、災害発生時に即応できる体制の確保と連携強化を図ろうと市が実施したものです。
この日は、午前7時30分にマグニチュード8.5の地震が発生したとの想定で訓練が行われました。
野田市長を本部長とする災害対策本部を設置したのち、消防局内の警防本部から無線で災害情報が入り市内の被害状況を説明。つづいて、各部局が担当にあたっている災害現場の状況応急対策などの調査を指示し、結果を報告しました。他にも、庁舎内では開庁時間内に発生した、火災により来庁者などを安全な場所に誘導する避難訓練も行われ職員の指示のもと、東西2ヶ所の階段を使って1階まで降りる訓練が本番さながらに実施されました。
さらに孤立集落対策訓練では負傷者を乗せた消防ヘリコプターが市役所屋上ヘリポートで待ちかまえていた消防職員が救急車の待機する1階玄関前まで搬送しました。
訓練の最後に野田市長は「市民の期待、救援要請に答えられるようにそれぞれの個人や部署がシュミレーションや検証を重ねてください」と講評しました。