牛乳ができるまで

給食の牛乳ができるまで
このページでは、給食の牛乳ができるまでの様子を紹介します。

生乳について

<集乳>
北海道と西日本の牧場から成分や細菌検査などをクリアした100%トレース可能な生乳だけを集めています。

製造工程について

<生乳の運搬>
牧場の牛から採った生乳は5℃以下に冷やされた後、タンクローリーで運ばれてきます。

<受け入れ検査>
タンクローリー毎に放射能測定や品質を確認する検査を実施して、合格した生乳だけを受け入れます。

<貯乳>
検査に合格した生乳はフィルターを通して異物を除去し、タンクに貯蔵します。

<均質化>
生乳中の脂肪は、さまざまな大きさの粒で存在しています。そのままでは、味にバラつきがあるので、味をなめらかにして均一化するために、脂肪の粒の大きさを一定にする処理をします。

<殺菌・冷却>
熱交換器という機械を使って、130℃で2秒間加熱して殺菌(超高温瞬間殺菌法)し、冷却(7℃以下)します。殺菌された牛乳は、一旦タンクに入れられて充填するのを待ちます。

200mlの紙容器に牛乳を詰める工程

<充填>
殺菌された牛乳は充填室(他の製造ラインと区分けし、より衛生レベルを高くした空間)の中で200mlの紙容器に充填されます。

牛乳は、受け入れから200mlの紙容器に充填するまで、外気にふれることがありません。

<異物検査・印字チェック>
充填された後、金属探知機による異物検査と賞味期限の印字チェックを行い、万一の不良品発生を未然に防ぎます。

<箱詰め>
合格した製品は通い箱に詰められます。

<冷蔵庫への保管>
通い箱に詰めた後、大きな冷蔵庫で保管され出荷を待ちます。

<製品検査>
出来上がった製品は毎日検査を行い、正常であることを確認します。

<出荷>
製品は毎朝、各学校に配達されます。
委託工場では、厚生労働省が承認している総合衛生管理製造過程(HACCP)と、国際基準であります品質のISO9001及び食品安全に特化したFSSC22000にて製造し、環境パフォーマンスの向上を目指したISO14001の運用で、お客様に「安全・安心」な製品を納めるべく、24時間365日のセキュリティ管理や工場内の衛生管理などを徹底し製造しています。