市政だより 平成17年9月1日号 2面(テキスト版)
“住み続けたいまち”をみんなの手で
地域まちづくり活動助成金の交付団体が決まりました
市では、“住み続けたいまち”をめざし、地域でさまざまな取組みを行っている団体に活動助成金を交付しています。
今年度は25団体の応募があり、審査の結果、次の19団体に決まりました。
これらの団体の活動が多くの市民の共感を得て、大きく広がるようにと考えます。
なお、団体の活動成果発表会は、来年3月26日(日曜日)に開催を予定しています。
悠ゆうクラブ
昔あそびや昔のくらし体験、対話を通じて、広く子どもとのふれあいを展開する。
東大阪ほたるの川づくりの会
日下川とその支流を清掃し、ホタルが住める環境を作り、環境保護の啓発活動を行う。
東大阪学研究会
郷土の歴史と戦争の被害を啓発することにより郷土(東大阪)への愛着心を育む。
日下山を市民の森にする会
日下山とその裾野に広がる日下新池一帯の豊かな自然を自由に“遊び・学び・憩える”市民の森にする。
ボランティアサークル老大東部フレンド
市内の高齢者施設や団体(老人ホーム、老人会など)に出張演芸訪問を行い、高齢者を元気づける。
成和校区町づくり安全委員会
成和校区自治区全域で、児童安全ネットワークの拡充および防犯対策の徹底など、地域協力による安全なまちづくりをめざす。
昭楠会
辻子谷の復元水車など文化的遺物についてのパネル掲示板を設置し、辻子谷水車保存をさらに進める。
高井田東校区長瀬川第一ブロック愛護会
長瀬川遊歩道の安全拡充および緑化、清掃などを自主的に行う。
NPOネットワーク東大阪
市内NPOや市民活動団体などが集まり、情報の発信や交流などを通し新たな発見をする場として、東大阪市民活動フェアを開催する。
特定非営利活動法人Officeノーマライゼーション
稚魚の放流活動を通じて、環境保全と子どもたちの自然とのふれあいの機会を提供し、きれいな川と子どもたちの健全な育成をめざす。
3citiesネット子ども家庭支援
子どもが直接かける電話「チャイルドライン」の「受け手」研修を行い、チャイルドラインの常設化および住みやすいまちづくりをめざす。
善根寺町安全推進委員会
子どもの安全対策として、問題地点での対応や標語を募集し、入選標語を掲示して啓発に努める。
東石切地区みどりの会
東石切公園と周辺道路の清掃、草刈や季節の草花の植栽をし、楽しく遊べる公園をめざす。
エコライフクラブ
環境に配慮したエコクッキングの実践や啓発活動などを行い、台所から地球環境を考える。
特定非営利活動法人ケアネットワーク東大阪
中学校区ごとに社会福祉資源を明らかにするマップを作成し、NPOの役割を認識してもらい、住民参加の福祉のまちづくりをめざす。
勇勢師子王太鼓
市内の小・中学校に自家製太鼓を寄贈し、ものづくりや日本伝統文化のすばらしさを伝えるとともに、和太鼓教室を通して地域の連帯感を育てる。
NPO東大阪市民環境会議
EM(有用微生物群)を活用して、長瀬川の水質を改善し、水の中の生態系をよみがえらせるために、樟蔭女子学園前で川と周辺の清掃・浄化活動を行う。
シスターフッド東大阪暴力被害女性を支援する会
DV被害女性の自立支援として「ステップハウス」を設立し、安全・安心な生活の場を設けることにより被害者を支援する。
長田駅前美化推進協議会
長田駅前周辺を中心に清掃活動や放置自転車の整理、中央分離帯の植樹、鉢植えの花に散水するなど、駅周辺を美しく清潔にする。
問合せ先
まちづくり支援課 06(4309)3350、ファクス06(4309)3812
パブリックコメント手続(意見募集)制度がスタートします
市では、市民の皆さんからの意見を求める「パブリックコメント手続制度」を導入します。
この制度は、市が皆さんに直接関係する計画などを策定する場合において、事前に素案を示し、その素案に対する皆さんの意見を聴く機会を設け、提出していただいた意見を考慮して計画などの意思決定を行うものです。
今後、パブリックコメント手続により、意見をお聴きするときは、市政だよりなどでお知らせします。
対象となる事案
- 市の基本的な施策に関する計画等の決定または重要な改定
- 市政に関する基本方針を定める条例等の制定または改廃
- 市民に義務を課し、または権利を制限する条例等の制定または改廃(税等の徴収に関するものは除く)
- その他、実施機関が特に必要と認めるもの
手続の流れ
- 計画等の案の作成
- 計画等の案の公表
(市ホームページ、市政情報コーナー、担当課で公表) - 意見の募集
(担当課へ持参または郵送、ファクス、電子メールなどで受付) - 意見を考慮し、計画等の案の意思決定
- 寄せられた意見の概要・市の考え方の公表
(市ホームページ、市政情報コーナー、担当課で公表) - 最終案を決定
(議会の議決を必要とするものは議会に提案し議決を受けます) - 執行
※くわしくは、市のホームページで9月1日よりご覧いただけます。
問合せ先
まちづくり支援課 06(4309)3350、ファクス06(4309)3812
施設の効率的活用とサービスの向上へ
指定管理者を募集します
地方自治法の改正により、“公の施設”のうち市直営施設以外は、「指定管理者制度」の運用が義務づけられました。
これまで、体育施設や公園などの“公の施設”は、その適正な管理を確保するため、管理の委託先については公共団体や自治体の出資団体などに限定されていました。
しかし多様化する市民ニーズに対応するためには、民間事業者などが持つ経営ノウハウを活用することが有効と考えられ、民間参入の具体的な施策として指定管理者制度が設けられたものです。
これを受けて市では、7月に公の施設に係る条例改正を行うとともに、平成18年4月からの制度導入にあたり、次の5施設の指定管理者を募集します。
施設名(所在地)、説明会の日、応募期間、応募・問合せ先担当課の順で説明します。
楠根デイサービスセンター(楠根1-12-12)
- 9月9日
- 9月22日から10月14日まで
- 高齢介護課 06(4309)3185
文化会館(稲葉4-1-3)
- 9月12日
- 10月7日から14日まで
- 社会教育課 06(4309)3279
市民ふれあいホール(鳥居町3-3)
- 9月13日
- 10月7日から14日まで
- 青少年スポーツ室 06(4309)3280から2まで
スポーツホールかがやき(角田2-3-6)
- 9月13日
- 10月7日から14日まで
- 青少年スポーツ室 06(4309)3280から2まで
野外活動センター自由の森なるかわ(六万寺町1-668)
- 9月13日
- 10月7日から14日まで
- 社会教育センター 06(6789)4100
募集要項は、9月1日から配布します。応募方法などくわしくは、各担当課にお問合せください。
なお指定管理者制度導入施設の概要は、ホームページをご覧ください。
問合せ先
行財政改革室 06(4309)3105、ファクス06(4309)3826
水道検針業務の効率化へ市と大阪ガス子会社が共同出資会社を設立します
市では水道検針業務の効率化を図るため、大阪ガスの検針業務などを行っている「大阪ガス・カスタマーリレーションズ株式会社」と共同で、11月をめどに会社を設立します。
社名は「株式会社アクアブレイン」。同社設立によって水道検針業務の効率化を図るとともに、大阪ガスが長年培ってきた技術を活用してよりよい市民サービスの向上をめざします。
また、将来的にはガスと水道の検針を同時に行うことで、さらなる業務の効率化も図れます。
地方自治体とガス会社が業務の効率化を目的に共同出資会社を立ち上げるのは全国的にも珍しく、設立後は早期に水道検針業務を受託運営していきます。
問合せ先
上下水道局経営企画室 06(6724)1221、ファクス06(6721)2374