市政だより 平成19年6月15日号 8面(テキスト版)
市民ふれあい祭り 30回目も大盛況!
数多くの団体が参加する市内最大級のイベント「第30回東大阪市民ふれあい祭り」が5月13日、今年も盛大に開催されました。
近鉄布施駅から八戸ノ里駅間の北側道路「ふれあい通り会場」では、10数台のハーレーを先頭にパレードがスタート。幼稚園児による行進や河内音頭、陽気なリズムに合わせたブラジルサンバなど、バラエティに富んだパレードが華々しく行われました。
また市民会館では、30周年を記念して島根県の伝統芸能「石見神楽」を公演。須佐之男命に扮した役者と大蛇が互いに攻防を繰り返す演目「大蛇」など、迫力あふれる舞に会場から大きな拍手が送られていました。
花園中央公園会場では、サークルなどさまざまな団体が演奏やダンスを披露し、ラグビースクールに参加した子どもたちは、ラグビーボールを真剣に追いかけ元気いっぱい駆け回っていました。
初夏を思わせる日差しの中、会場は約45万人の人出でにぎわい、1日中、笑顔と熱気に包まれていました。
緑でやさしい気持ちに 第25回植樹祭
4月29日、1人でも多くの市民に〝みどり〟への関心を高めてもらおうと、弥刀東小学校で第25回植樹祭が開催されました。
記念式典では、緑化功労者に感謝状の贈呈や緑の写真・緑化絵画・ポスター入選者の表彰のあと、弥刀東小学校の児童代表3人が「緑のちかい」を元気よく宣誓。式典の最後には、主催者と来賓が、市の木「クスノキ」と市の花「ウメ」を植樹しました。
会場には、花と緑の展示即売会やたくさんの模擬店などが開店。またステージでは、子どもたちが歌とお遊戯を元気いっぱいに披露しました。
この日は約2,500人の市民が訪れ、すがすがしい晴天のもと、みどりの大切さにあらためてふれる1日となりました。
もうかりメッセ東大阪 独自技術を全国にアピール
〝モノづくりのまち東大阪〟の企業が生み出した独創的な製品や技術を一堂に集めた産業展「もうかりメッセ東大阪2007in東京」が、5月17日、18日の2日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、1万人を超える来場者でにぎわいました。
この産業展は、平成15年度から市と東大阪商工会議所が中心となり毎年行われ、昨年からは、府内9自治体と6商工会議所にまたがり規模を拡大。「大阪ビジネスEXPO」として盛大に開催されています。
市内からは、金属部品や産業機械など67社・団体がブースを出展。今年は、市が認定した製品を紹介する「東大阪ブランドコーナー」を新たに設け、バイオ洗剤や歯間ブラシ、新幹線に使われるナットなど、高い技術により生み出された数々の製品約200百点が展示されました。
東大阪のモノづくりが凝縮された会場では、出展者と積極的にやり取りする来場者が多く見られ、期間中の引き合い件数は3561件。今後の商談への発展など、これからの展開に期待が高まります。
まいど1号 宇宙へどんと 来年打ち上げ
東大阪の町工場の技術を集め、製作が進む人工衛星の打ち上げが決定しました。宇宙航空研究開発機構のH2Aロケットに積み込まれ、来年打ち上げられます。
まいど1号を製作する東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)は、現在2機を開発中。最初に打ち上げに成功したほうを、「まいど1号」と名付けます。
H2Aロケットに搭載が決定した「SOHLA-1」は、50センチメートル角の立方体で重量50キログラム。雷観測の先行実験などを行います。
「♪まいど1号 宇宙へどんと ちから合わせて 打ち上げる」と歌う市イメージソング「東大阪めっちゃ元気な『まち』やねん」の歌詞もプレートに刻まれ、まいど1号とともに宇宙へ飛び立ちます。
希望がいっぱい詰まったまいど1号は、いよいよ宇宙出発へカウントダウンです。
学びに行きませんか 男女共同参画研修派遣
男女共同参画に関する大会に出席し、今後地域での男女共同参画活動に参加、協力していただける方を募集します。
次の3大会の参加に必要な費用の一部を補助します。
対象大会
- 8月31日(金曜日)~9月2日(日曜日) 国立女性教育会館(埼玉県)で開催される男女共同参画のための研究と実践フォーラム(女性のエンパワーメントをめざすフォーラム)
- 10月19日(金曜日)~20日(土曜日) 日本女性会議2007ひろしま(全国自治体の最新事例を学ぶ国内最大規模の大会)
- 11月8日(木曜日)~9日(金曜日) 男女共同参画全国都市会議inふくい(市民と行政担当者が一堂に会し研究討議)
対象者
次のすべてにあてはまる方
- 20歳以上で、市内に在住、在勤または在学している
- 参加後、積極的に市の男女共同参画施策に協力できる
- 市が実施する講座を受講できる
定員
各3人程度
補助金額
研修の参加に必要な交通費、宿泊費、参加費の3分の2(1,000円未満は切り捨てで、上限25,000円)
応募方法
応募用紙に必要事項を書いて、6月29日(金曜日)(必着)までに郵送または直接(ファクス、電子メールでも可)
※応募用紙は、行政サービスセンターでも配布しています。また、市ホームページからもダウンロードできます。
※審査委員会が審査し、結果を郵送します。
応募・応募用紙配布・問合先
- 〒577・8521市役所男女共同参画課 06(4309)3300、ファクス06(4309)3823
- 〒578・0941岩田町4-3-22-600 イコーラム(男女共同参画センター)072(960)9201、ファクス072(960)9207
セアカゴケグモにご注意を
毒グモ「セアカゴケグモ」が本市でも見つかっています。攻撃性は低いですが、素手でさわると、かまれることがあります。かまれたときは、傷口を水で洗うなど清潔にし、できるだけ早く病院で治療を受けてください。
クモを殺して持参すると、より適切な治療につながります。
特徴
体長約1センチメートル、全体が黒く、背に赤い帯状の模様がある
生息場所
排水溝の側面、マンホールのふたの裏、庭石・墓石の間やくぼみ、屋外のブロック・プランターなど
駆除方法
市販の殺虫剤を噴霧する
問合先
環境薬務課 072(960)3804、ファクス072(960)3807
薬物乱用は『ダメ。ゼッタイ。』
シンナーや覚せい剤、MDMAなどの薬物の乱用は、乱用者自身の身体や人生を壊すだけでなく、周りの無関係な人にも危害を及ぼしてしまいます。「ほんの1回ぐらいなら…」という安易な気持ちが命取りになります。薬物の乱用は絶対にやめましょう。
なお、6月20日(水曜日)から7月19日(木曜日)まで、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が全国的に行われます。また、環境薬務課で啓発ビデオの貸し出しや啓発物品の配布を行っています。
問合先
環境薬務課 072(960)3804、ファクス072(960)3807