市政だより 平成19年6月15日号 4・5面(テキスト版)
大切にしたい生命のために今、私たちにできること
いじめは、早期発見が大切です。しかし、いじめにあった本人からは、なかなか言い出せないものです。周りのおとながしっかりと把握し、対応していく必要があります。
子どもの態度や生活に注意し、ちょっとした変化や気になることがある場合は、すぐに学校園やスクールカウンセラーに相談してください。
市では、今年度から新たに「いじめ防止対策相談員」を設け、相談体制の充実を図るなど、「いじめを許さない・いじめのない学校園」づくりに向けて、さらなる取組みを進めていきます。
いじめ問題シンポジウムを開催 日本のいじめの特性とおとなに問われる姿勢
市教育委員会では、PTA協議会と共催し、「いじめ問題シンポジウム」を開催します。
いじめ問題をさまざまな視点で研究する森田洋司さんを講師に迎え、「日本のいじめの特性とおとなに問われる姿勢」をテーマに講演していただきます。
パネルディスカッションでは、いま不安に思っていることや保護者としての思いなどをPTAの代表の方に。また、いじめ防止に向けての考えや取組みなどを教職員が具体例などを交えて話し合います。
とき
6月30日(土曜日) 午後1時30分~5時(開場は30分前)
ところ
市民会館市民ホール
※車での来場はご遠慮ください。
出演
- 第1部=「講演」大阪樟蔭女子大学学長 森田洋司さん
- 第2部=「パネルディスカッション」常磐会学園大学准教授 中村健さん(コーディネーター)、森田洋司さん(スーパーバイザー)、PTA、教職員など(パネリスト)
※講演のみ手話通訳あり。
問合先
- 社会教育課 06(4309)3279、ファクス06(4309)3835
- 人権教育室 06(4309)3284、ファクス06(4309)3838
いじめ防止対策相談員を新たに配置
「いじめを許さない・いじめのない学校」づくりに向けた教育活動をより効果的に進めるため、今年度より「いじめ防止対策相談員」を教育センターに配置しました。
臨床心理士などの資格を有し、児童青年期の心理に関して豊富な知識をもついじめ防止対策相談員が、教育センターと連携して各学校園を支援します。
いじめの未然防止・早期発見・早期対応を図るうえで効果的な派遣を行うため、担当者会議を開催し、必要に応じて派遣する学校園や回数を決定します。
児童・生徒の相談をはじめ、教職員や保護者の相談に応じるほか、緊急対応時における児童・生徒の心のケアに向けたサポートを行います。
1人で悩まず相談を
「子どもの悩み相談」「いじめ・悩み110番」の相談には、教育に深い理解と青少年の心理的・発達的な問題に対して専門的な知識と豊かな経験をもつ相談員が応じます。
「子どもの悩み相談」
(保護者・市民専用) 06(6782)7867
「いじめ・悩み110番」
(児童・生徒専用) 06(6732)0110
☆いずれも、平日午前9時~午後9時、土曜日午前9時~午後5時
※祝日・年末年始は除く。
問合先
教育センター 06(6727)0112、ファクス06(6729)8261
子どもを守る地域のスクラム 愛ガード運動にご協力を
子どもたちが安心して学校へ登下校できるよう、すべての市立小学校区で始まった「愛ガード運動」が、今年で3年目を迎えました。
この運動は、地域のボランティアや保護者が登下校時の付き添いや巡回などの見回り、あいさつや声かけなどの見守り活動を行うもので、約1万人を超える協力員により支えられています。
昨年9月からは、大阪府警ОBのスクールガード・リーダーが小学校区を巡回し、無理なく活動を続ける方策や活動への意識のもち方などの助言を行ってきました。
活動の高まりを受け、地域や家庭の方から次のような声が届けられています。
- 最近不審者が出るという声を聞かなくなった
- 子どもたちが積極的にあいさつをしてくれるようになった
- 防犯意識が高まり、近所でも声かけが増えた
- 家庭でも防犯のことを話し合うようになった
犯罪発生件数が減少
大阪府の平成18年度の統計によると、屋外での小学生が被害となる傷害、強制わいせつが減少しています。
これは、愛ガード運動に参加している方々の姿が、犯罪者に犯行をとどまらせ、子ども自身や保護者の安全に対する意識が高められた結果だと思われます。
ご存じですか~愛ガード運動ステッカー
市の公用車をはじめ、市内郵便局や運動に協力する団体の車両、店舗などに「愛ガード運動推進中!子どもの安全はみんなの力で!」と書かれたステッカーを張り、運動を進めています。
地域の子どもは地域で守ろう
犯罪件数は減少していますが、不審者の目撃情報など、安心できない事象は依然として起こっています。
愛ガード運動は、無理のない範囲で協力をお願いしています。
参加していただける方は、地域の小学校までご連絡ください。
子どもたちが安心して地域で生活を送ることができるよう、これからも市民皆さんの協力をお願いします。
問合先
学校教育推進室 06(4309)3268、ファクス06(4309)3838
特別展・国立民族学博物館所蔵 マヤの衣装が語るもの 市民美術センター
国立民族学博物館所蔵の約2,000点ものマヤの衣装から約180点を選び、その多彩な色彩と造形感覚の美を通して、マヤ文化の一面を紹介します。
とき
7月5日(木曜日)~29日(日曜日) 午前10時~午後5時(金曜日は午後7時まで)
※7月9日(月曜日)、17日(火曜日)、23日(月曜日)は休館。
ところ
市民美術センター
費用
高校生以上300円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳など持参の方は無料
記念講演会
とき
7月8日(日曜日) 午後1時30分~4時
ところ
市民美術センター
内容
- 講演=「マヤの魅力~古代文明から現代マヤへ」 国立民族学博物館教授 八杉佳穂さん
- 実演=「マヤの織物」 染織研究家 星野利枝さん
定員 80人(抽選)
※入館料が必要。
申込方法
往復ハガキ(1枚で1人)に行事名、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて、6月26日(火曜日)(消印有効)までに郵送
夢をかたちに展
4月から6月までの創作講座を受講された方たちが制作した油彩画、水彩画などの作品を展示します。
とき 6月27日(水曜日)~7月1日(日曜日) 午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
ところ 市民美術センター
創作講座受講生を募集
教室名・とき・定員
- やさしい石彫教室=7月19日~8月23日の毎週木曜日(計6日間)・10人(抽選)
- 色とかたちの創作教室=7月20日~9月7日の毎週金曜日(計8日間)・12人(抽選)
☆いずれも午後1時~4時
ところ
市民美術センター
対象
18歳以上で全回受講できる方
費用
各3,000円程度
申込方法
「夢をかたちに展」開催中に、会場にある申込用紙に必要事項を書いて直接
ひるさがりロビーコンサート おきなわのうた~三線のしらべとともに
藤原真紀さんによる「安里屋ユンタ」「芭蕉布」「花」など、三線の演奏をお楽しみください。
とき
6月30日(土曜日) 午後1時30分~2時15分
ところ
市民美術センター
※申込不要。
申込・問合先
〒578-0924吉田6-7-22 市民美術センター072(964)1313、ファクス072(964)1596
子育て支援センターの催し
※車での来場はご遠慮ください
長瀬子育て支援センター
おでかけベビービクスとアフタービクス
赤ちゃんとスキンシップをしながらリフレッシュしませんか。
とき
6月29日(金曜日) 午前10時~11時
ところ
夢広場(布施駅前)
対象・定員
3か月~1歳前後の未歩行児とその保護者・25組(申込先着順)
講師
スポーツインストラクター 風早いつみさん
申込方法
6月15日(金曜日)午前10時から電話で
七夕笹飾り作り
親子リズム遊びと七夕笹飾りを作ります。
とき
7月3日(火曜日) 午前10時~11時
ところ
長瀬子育て支援センター
対象・定員
2歳6か月以上の乳幼児とその保護者・15組(申込先着順)
申込方法
6月22日(金曜日)午前10時から電話で
申込・問合先
長瀬子育て支援センター 06(6728)1800、ファクス06(6728)2413
鴻池子育て支援センター
子育てを楽しもう
楽しく子育てを学びませんか。
とき
6月22日(金曜日) 午後10時~11時30分
ところ
鴻池子育て支援センター
対象・定員
1歳の乳児とその保護者・20組(申込先着順)
申込方法
6月18日(月曜日)午前10時30分から電話で
パネルシアターを作ろう
とき
6月29日(金曜日) 午前10時~11時30分
ところ
鴻池子育て支援センター
対象・定員
乳幼児とその保護者・10組(申込先着順、保護者だけの参加も可)
※実費必要。
申込方法
6月20日(水曜日)午前10時30分から電話で
申込・問合先
鴻池子育て支援センター 06(6748)8251、ファクス06(6743)0577
荒本子育て支援センター
おでかけあいあい広場
おもちゃで遊んだり、体操したり、親子で楽しい時間を過ごしましょう。
とき
6月25日(月曜日) 午前10時~11時30分
ところ
やまなみプラザ(四条)
対象
乳幼児とその保護者
申込方法
6月18日(月曜日)午後1時30分から電話で
子育て相談デー
とき 6月25日(月曜日)、29日(金曜日)
- 午後1時30分~2時30分
- 午後3時~4時
※日程調整も可。
ところ
荒本子育て支援センター
対象
乳幼児とその保護者
申込方法
6月15日(金曜日)午後1時30分から電話で
申込・問合先
荒本子育て支援センター 06(6788)1055、ファクス06(6788)2597
市内の5大学による公開講座 学びあう文化の街へ
市内5大学の協賛で公開講座を開催します。
とき・内容
- 7月7日(土曜日)午前9時15分から=「幼な子とのふれあい」 樟蔭東女子短期大学講師 小寺玲音さん
- 7日(土曜日)午前11時から=「世界史の中の明治維新」 近畿大学教授 荒木康彦さん
- 14日(土曜日)午前10時から=「刑事手続きを知ろう~刑事手続きの全体を概観します」東大阪大学短期大学部教授 野々村宜博さん
- 21日(土曜日)午前9時15分から=「広告史の散歩」 大阪商業大学教授 下山晃さん
- 21日(土曜日)午前11時から=「ネイティブ・ジャパニーズにとっての見ため文化~国際化時代に生き残るには」 大阪樟蔭女子大学教授 村澤博人さん
ところ
社会教育センター
対象・定員
市内在住、在勤、在学の方・各90人(抽選)
※1講座からでも受講できますが、全講座受講する方を優先。また、全講座受講された方には、修了証を発行。
※費用無料。
申込方法
往復ハガキに住所・氏名(返信用にも)、年齢、電話番号、全講座受講または受講希望講座の番号を書いて、6月27日(水曜日)(必着)までに郵送
申込・問合先
〒577・8521市役所社会教育課 06(4309)3279、ファクス06(4309)3835
社会を明るくする運動」強調月間 犯罪や非行のない明るい社会へ
7月は「社会を明るくする運動」強調月間です。この運動は、7月1日の更生保護の日から31日までの1か月間を強調月間として、保護観察所や保護司会をはじめ関係機関などが参加・協力して全国的に行われます。
今年は「ふれあいと対話が築く明るい社会」を統一標語として、各種啓発事業や対話集会が市内各地域で行われます。
罪を犯した人や非行に走った少年が地域に戻り、その一員として生活していくには、本人の強い意志とあわせ、家庭や職場、学校、地域社会などの理解と協力が必要です。市でも東大阪市社会を明るくする運動実施委員会が中心となり、地域と互いに連携して、さまざまな活動に取り組んでいます。
犯罪や非行のない明るい社会、まちづくりのため、市民の皆さんの理解と協力をお願いします。
市民のつどい
とき
7月7日(土曜日) 午後1時30分から(開場は30分前)
ところ
イコーラム(男女共同参画センター)
内容
- 記念講演=「こころの健康」 精神科医 岡田清さん
- 演奏=玉川中学校吹奏楽部▽中学生作文コンクール入賞者紹介
※入場無料。
問合先
社会福祉協議会内東大阪市社会を明るくする運動実施委員会 06(6789)7201、ファクス06(6789)2924
市職員(消防吏員)を募集します
消防吏員の採用試験を、次のとおり行います。
受験資格・採用予定人数は次のとおりです。
上級
資格
大学卒業程度の学力を有する方
採用予定人数
10人程度
年齢
昭和57年4月2日から昭和60年4月1日までに生まれた方。ただし、救急救命士の国家資格を有する方または救急救命士養成所をすでに卒業している方については、昭和55年4月2日以降に生まれた方。
初級
資格
高等学校卒業程度の学力を有する方
採用予定人数
10人程度
年齢
昭和60年4月2日から平成元年4月1日までに生まれた方。ただし、救急救命士の国家資格を有する方または救急救命士養成所をすでに卒業している方については、昭和58年4月2日以降に生まれた方。
※日本国籍の有無にかかわらず受験できます。
試験日
- 第1次=7月1日(日曜日)
- 第2次=7月14日(土曜日)、15日(日曜日)
※第2次試験は第1次試験合格者のみ実施。
合格発表(予定)
- 第1次=7月6日(金曜日)
- 第2次=8月3日(金曜日)
※申込時の請求に基づいて、不合格者にのみ試験成績を開示。
申込書の交付
6月11日(月曜日)から人事課、市政情報コーナー、行政サービスセンター、消防局人事教養課で交付
※市ホームページからダウンロードもできます。
受付期間
6月19日(火曜日)~26日(火曜日)
申込・問合先
人事課 06(4309)3117、ファクス06(4309)3819
「食」を見直そう 6月は食育月間-毎月19日は食育の日-
子どもたちをはじめ、すべての人が生涯にわたっていきいきと暮らすためには、なによりも「食」が重要です。ところが近年、食の偏り、食への感謝の念の希薄化、食の安全への不安など、食生活をめぐる環境が大きく変化しています。
このような問題を解決するキーワードが「食育」です。食育とは、さまざまな経験を通じて食に関する知識と選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。
まずは次のことを実践しましょう。
- 「食育」に関心をもつ
- 「早寝早起き朝ごはん」で生活リズムを向上させる
- 「食事バランスガイド」などを参考に適切な食生活を送り、メタボリックシンドロームの予防に努める
- 食品の安全性に関する基礎知識を身に付ける
今こそ食を見直し、家庭・学校・地域が協力して、食育を進めていくことが求められています。
少なくとも週1日は、家族そろって楽しく食卓を囲んでみませんか。
みんなで食育・楽しく食育キャンペーン
とき
6月19日(火曜日) 午前10時~午後3時
ところ
希来里1階
内容
食事バランスガイドの折り紙、パズル、簡単朝食メニュー調理実習など
※調理実習のみ申込みが必要。時間は午前10時から、11時30分から、午後1時30分からの3回で、定員は各15人(申込先着順)、費用100円が必要。
申込・問合先
健康づくり課 072(960)3802、ファクス072(960)3809