令和6年8月27日 暗闇の畑で煌煌と輝く 東大阪・玉串地域の「電照菊」
花卉(かき)栽培が盛んな本市・玉串地域で電球の明かりで開花を調整する「電照菊」の生産が行われています。
玉串地域では、昭和初期、阪神甲子園球場約11個分の広さの草花畑が広がっており、お盆を過ぎると、正月用の菊の生産に向けて電照が行われ、飛行機から見ても一帯が煌々と輝いていたそうです。
取材をさせていただいた農家さんは「今年は猛暑で、菊の成長があまり良くないが、これから秋になり、気温が下がり良くなってくれることを願っています。玉串地域の菊の生産者は減っていますが、これからも自慢できる玉串の菊を栽培し続けたい」と話されていました。