令和6年3月16日 生駒山に春の訪れ 慈光寺で戸開式

生駒山中にあり修験道場として知られる髪切山慈光寺で春を告げる儀式として親しまれている「戸開式」が行われました。
この日は、修験道の開祖である役行者をまつる開山堂の扉を「鍵役」の信徒が開け放ち、修行の始まりを宣言。その後、開山堂横の道場で山伏姿の法弓師が矢を放って場を清めた後、紫燈護摩に火がともされ、家内安全や病魔退散などの願いが書かれた護摩木が炊き上げられました。
天候に恵まれた今年は、100人を超える参拝者が訪れ、もくもくと立ち上る白煙を受けながら、無病息災を願っていました。