令和5年10月1日 善根寺春日神社で4年ぶりにお神酒造り
善根寺春日神社で秋の収穫に感謝する「お神酒造り」が4年ぶりに行われています。
この「お神酒造り」は、その昔、天児屋根命(あめのこやねのみこと)が神社に立ち寄った際に、村人らが新米で酒を造り、もてなしたのが始まりと言われ、秋の収穫に感謝する伝統行事として受け継がれています。また、その年に還暦を迎えた「宮座」と呼ばれる氏子が中心となって行うことから、長寿を祝う行事にもなっています。
この日は6時前から約40人が集まって酒米を蒸し、こうじが入った酒樽に投入して仕込みをしていきました。
「お神酒造り」は、2週間ほど行われ、できあがった約500リットルのお神酒は、氏子に配られるほか、10月15日に行われる還暦を迎えた宮座を祝う神事で奉納されます。