令和6年1月15日 枚岡神社で粥占神事
小正月にあたる15日、枚岡神社で小豆粥を炊いて今年の農作物の出来栄えや天候を占う粥占神事が行われました。
室町時代から続く粥占神事は、大阪府の無形民俗文化財に指定されており、「占竹」と呼ばれる長さ約15cmの竹筒53本を束にして釜に沈め、小豆3升、米5升の小豆粥を炊いていき、占竹の中に詰まった粥の量で米や大豆などの農作物の豊凶を占います。また同時に、「占木」と呼ばれる長さ約15cmの黒樫の木12本をかまどにくべ、その焦げ具合で今年の月々の天候もみます。
神事が終わると出来上がった小豆粥がふるまわれ、大勢の参拝者たちが無病息災を願いながら粥を食べて体を温めていました。
今年の占いの結果は、農作物、天候ともに例年並みということです。なお、詳しい占いの結果は、枚岡神社で授与されています。