令和5年1月15日 枚岡神社で粥占神事
小正月にあたる15日、枚岡神社で今年の農作物の豊凶と天候を占う粥占神事が行われました。
粥占神事は室町時代から続くと伝わり、釜に占竹と呼ばれる竹筒の束を入れて小豆粥を炊き、その占竹に入った粥の量で農作物の豊凶を占い、また、かまどにくべた占木の焦げ具合で天候を占うもので、大阪府の無形民俗文化財に指定されています。
無病息災のご利益がある言われる粥は、今年も感染症対策として、容器に入れて持ち帰ることになりましたが、授与所の前には粥を受け取ろうと、とんど焼きで燃やす正月飾りやお守りなどを持った参拝者で行列ができていました。
なお、今年の占いの結果は、枚岡神社で占記として頒布されています。