かがり火に照らされた枚岡神社の境内の特設舞台で「ひらおか薪能」が3年ぶりに開催され、暗闇に幽玄の世界が浮かび上がりました。
「ひらおか薪能」は、「東大阪は能のふるさと」を合言葉に、伝統芸能を身近に市民に親しんでもらおうと、市民ボランティアの枚岡薪能実行委員会が主催しているものです。
29回目となった今年は、謡を巡る主人と召使いの掛け合いがおもしろい狂言「寝音曲」と、羽衣伝説で知られる能「羽衣 和合之舞」が上演され、訪れたおよそ700人の観客は、境内に響く心地よい虫の声を聞きながら、能の世界を堪能していました。
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