市政だより 令和2年10月1日号 8・9面(テキスト版)
限りある資源を大切にする循環型社会へ
10月は3R推進月間
10月は3R推進月間です。日々の暮らしの中で、3Rを意識して生活することが循環型社会の形成につながります。自分ができることを今一度、考えてみませんか。
- 問合せ先
- 循環社会推進課 06(4309)3199、ファクス 06(4309)3829
10月は3R推進月間です。限りある資源を大切に使い、循環型社会をめざして3Rを実践しましょう。
ごみを減らす3つの“R”
- Reduce≡発生抑制
- ごみをできるだけ出さないようにしましょう
- 具体例
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- 生ごみの水切り
- マイバッグの活用
- マイボトルの活用
- Reuse≡再使用
- 捨てる前にまだ使えないか考えましょう
- 具体例
-
- 壊れたモノの修理
- フリーマーケット
- リユースショップ
- Recycle≡再生利用
- 捨てる物は資源として再利用しましょう
- 具体例
-
- 資源の分別収集
- 集団回収(古紙回収)
レジ袋の削減 マイバッグを持参しよう
スーパーなどのレジ袋は、これまで日本中で年間約300億枚使用されており、1人当たりにすると約250枚で、そのほとんどがごみとして出されています。7月からレジ袋の有料化が全国で実施されています。ごみの発生抑制と資源の有効利用を進めるため、買い物にはマイバッグを持って行きましょう。
リユースショップを上手に活用しよう
リユースショップとは中古品を扱う店舗のことで、条件にあえばリユース品(中古品)として買い取ってくれます。リユースは環境にやさしく、また家庭の財布にもやさしい取組みです。リユースショップを上手に活用しましょう。
再生資源集団回収
市では、日常生活に伴って排出される再生可能な資源(新聞、雑誌類、ダンボール、古布、紙パック、アルミ缶、リターナブルびん)の集団回収を自主的に行う地域住民団体に対して奨励金を交付しています。昨年は、約1万トンの資源をリサイクルし、1団体平均で約10万5000円を交付しました。
資源の分別で再生利用を
市では、プラスチック製容器包装とペットボトルを資源として分別収集しています。分別された資源は収集した後、再生利用しています。
収集された資源の再生利用例
- プラスチック製容器包装 → 樹脂・原料
- 【再生利用例】
-
- 荷台(パレット)
- 板材・フロアー材
- 再生樹脂
- 高炉還元剤
- ペットボトル → フレーク(原料)
- 【再生利用例】
-
- 衣服(化学繊維)
- 食品用トレイ
- 飲料用ボトル
- ごみ袋
平成30年度に収集したプラスチック製容器包装とペットボトルは3573トンで、異物などを取り除いた3247トンが再生利用されました。引き続き、資源の分別収集に協力をお願いします。
プラスチックごみゼロにトライ!
市では、昨年8月に「プラスチックごみゼロにトライ!宣言」を行いました。「環境にやさしいごみを出さないまち東大阪」のスローガンのもと、市民・事業者・行政の三者協働による3R活動、まちの清掃活動をさらに進めます。
プラスチックごみゼロに向けて、次のことから始めてみましょう。
- マイバッグ・マイボトルを活用する
- ペットボトルやプラスチック製容器包装(プラマーク)は適正に分別する
- ポイ捨てをしない
- 清掃活動に参加する など
市民や事業者の皆さんの協力をお願いします。
「モッタイナイ」の意識で変わる!
食品ロスを削減しよう
10月は食品ロス削減月間です。「食品ロス」とは、食べ残しや期限切れで捨てられる食品、野菜や果物などの皮の厚剥きなど、本来食べられたはずなのに廃棄されてしまう食品のことです。国内で発生する食品ロスは年間約612万トンと推計されており、全世界の食糧援助量(約390万トン)の約1.6倍にあたります。食品ロスの削減のため、次のことに注意しましょう。
- 買い物の前に冷蔵庫を確認する
- 食材の買い過ぎを控える
- ばら売り、量り売りの商品を選ぶ
- 野菜などの食材はできるだけ無駄なく使い切る
- 消費期限が近い食材から使い切る
- 必要な分だけ料理を作る
- 外食をする際は、食べ切れる量を注文する
知っていますか?食品の期限表示
一度開封した食品は、期限にかかわらず、早めに食べるようにしましょう。
- 賞味期限=おいしく食べることができる期限(期限を過ぎたとしても、すぐに食べられないということではありません)
- 消費期限=安全に食べられる期限(期限を過ぎたら食べない方がよいもの)
- 問合せ先
- 循環社会推進課
10月は里親月間
シンポジウムや個別相談会を実施します
里親制度は、さまざまな事情により家族と離れて生活しなければならない子どもたちを、家庭での生活を通じて愛着関係のある養育を行うことにより、子どもの健やかな成長と健全な育成を図る制度です。
里親には、一定期間(数週間から数年間)家庭で育ててくださる方「はぐくみホーム(養育里親)」や養子縁組里親、週末里親などがあります。
毎年10月の「里親月間」には、シンポジウムをはじめとした啓発活動やイベントを実施しています。ぜひ、ご参加ください。
- 問合せ先
-
- 制度・里親会に関すること=大阪府東大阪子ども家庭センター(児童相談所)
06(6721)1966、ファクス 06(6720)3411 - はぐくみホームに関すること=NPO法人キーアセット
06(6720)6811
- 制度・里親会に関すること=大阪府東大阪子ども家庭センター(児童相談所)
市内の支援機関、活動はウェブサイトで確認を
市内では、中河内地域で活動する里親に関する任意団体「ふたば里親会」や、大阪府の里親支援機関である「NPO法人キーアセット」が活動しています。
- 問合せ先
- 子ども相談課 06(4309)3197、ファクス 06(4309)3818
関連イベント&相談会
里親シンポジウム
- とき
- 10月18日(日曜日)13時30分~16時
- ところ
- 夢広場(布施駅前)
- 内容
- 里親の体験談、分科会、相談コーナーなど
- 問合せ先
- 大阪府東大阪子ども家庭センター(児童相談所)
06(6721)1966、ファクス 06(6720)3411
ガーデンエルロイ里親相談会
里親に興味がある方はご相談ください。
- とき
- 10月27日(火曜日)10時~16時
- ところ
- ジンジャモール瓢箪山
- 内容
- 乳児院・児童養護施設による里親相談会
- 問合せ先
- ガーデンエルロイ 072(985)4772
はぐくみホームパネル展
- とき
- 10月28日(水曜日)~30日(金曜日)10時~16時
- ところ
- フレスポ東大阪
- 内容
- 里親制度啓発のパネル展示
- 問合せ先
- NPO法人キーアセット 06(6720)6811
里親制度個別相談会
里親制度や里親登録方法などについて相談に応じます。
- とき
- 毎月第1木曜日11時~16時
- ところ
- 市役所本庁舎1階相談室
- 問合せ先
- 大阪府東大阪子ども家庭センター(児童相談所)
市立東大阪医療センター
末梢血管外科外来を開始
担当医 髙井 佳菜子さん
市立東大阪医療センターでは、末梢血管外科の外来を開始しています。
末梢血管の病気は、主に動脈硬化の影響で足の血管が詰まる閉塞性動脈硬化症や、静脈の血液が逆流して発症する静脈瘤、血の塊ができてしまう深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)などです。
外来は、このような手足の血管の病気を超音波検査やCT検査によって、簡便で身体に負担の少ない形で診断・治療する役割を担います。また、透析患者のために必要な血の流れを確保する動静脈シャントの作製や、そのシャントトラブルにも対応しています。
多方面からの介入で最適な治療を
普段から血圧やコレステロールが高いといった動脈硬化のリスクのある方や、喫煙習慣のある方は、足の血管の動脈硬化が進んで血管が狭くなったり詰まったりすることがあります。それらが原因で、歩いていると太ももやふくらはぎが痛くなることもありますが、一概にその症状だけで足の血管の病気とはいえません。腰の病気や骨、筋肉の異常が原因の場合もあります。また、足の血の巡りが悪くなることで、傷ができたり壊死したりする症状がでる方もいます。そのため、足の病気を診察するうえでは、形成外科・皮膚科・整形外科の医師らと密に連携をとり、総合病院ならではの多方面からの介入を行うことで、患者にとって最適な治療となるように心がけています。
足の血管が狭くなったり、詰まったりしても、外科的な治療がすぐに必要となる方は少なく、多くの方は薬の内服や運動療法で様子を見ていくことができます。しかし一方で、早めにカテーテルや手術などの治療が必要とされる方もいます。治療の緊急性があるかどうかなど、その判断の場としても、私たちは地域の方々に貢献していきます。
手足の血管の病気が気になる方は、まずは近くの医療機関を受診してください。
- 問合せ先
- 地方独立行政法人 市立東大阪医療センター事務局医療情報管理課 06(6781)5101、ファクス 06(6781)2194
最近、胃がん検診を受けましたか?
胃内視鏡検査も受診できます
市では、バリウムを用いるエックス線検査と、胃カメラによる胃内視鏡検査(局所麻酔を使用)の2種類の胃がん検診を実施しています。受診できる検診の種類は年齢によって異なりますので、ご注意ください。
市胃がん検診の市内取扱医療機関は次のとおりです。
胃がん検診 市内取扱医療機関一覧(令和2年8月1日現在)
枚岡医師会
- 胃エックス線検査のみ
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- 家出医院 072(988)1033
- 胃内視鏡検査のみ
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- ふじい消化器内科・内視鏡クリニック 072(980)6655
- 若草第一病院 072(988)1409
- 内視鏡・エックス線両方
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- 恵生会病院 072(982)5101
- 西川クリニック 072(983)7088
- 石切生喜病院 072(988)3121
河内医師会
- 胃エックス線検査のみ
-
- 鎌田医院 06(6721)8855
- 東野医院 06(6744)1210
- 鴻池クリニック 06(6745)6762
- 橋村医院 072(965)1400
- はなぞの生協診療所 072(963)4360
- 白百合診療所 072(966)2001
- 西岡ファミリークリニック 072(920)7368
- 森本記念クリニック 072(966)8166
- 福田クリニック 072(966)0500
- 陶山医院 072(961)2176
- 胃内視鏡検査のみ
-
- 喜馬病院 072(961)6888
- 市立東大阪医療センター 06(6781)5101
- 金沢内科 072(963)8855
- 河内総合病院 072(965)0731
- おさかクリニック 072(940)7777
- やすだ内科クリニック 072(970)6636
- 津森医院 06(6729)6020
- 内視鏡・エックス線両方
-
- 東大阪山路病院 072(961)3700
- 生協加納診療所 072(968)3577
- 東大阪徳洲会病院 072(962)2280
布施医師会
- 胃エックス線検査のみ
-
- 大熊内科医院 06(6721)1905
- 東大阪市荒本平和診療所 06(6787)1571
- 妻鹿整形外科 06(6745)4143
- 宮崎医院 06(6728)3295
- 楠根診療所 06(6746)1313
- もとざわ医院 06(6722)9070
- 竹村医院 06(6725)3300
- 八戸の里病院 06(6722)7676
- 安藤医院 06(6781)0441
- 長田クリニック 06(6744)2366
- ながはら病院 06(6744)0111
- 竹村内科 06(6725)2225
- 三田医院 072(961)2832
- 胃内視鏡検査のみ
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- つゆぐちクリニック 06(6781)2788
- 平松医院 06(6721)0268
- 奥医院 06(6721)1324
- なかむら内科・内視鏡クリニック 06(6728)0073
- あさくま医院 06(6721)7100
- のしクリニック 06(6725)8258
- たに内科クリニック 06(6618)5050
- 石橋クリニック 06(6618)1484
- 内視鏡・エックス線両方
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- 東大阪生協病院 06(6727)3131
- 池田病院 06(6721)0151
詳しくは市ウェブサイトをご覧いただくか、お問合せください。
- 対象
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- 胃エックス線検査=40歳以上の方
(今年度に市胃がん検診を受診した方、昨年度に胃内視鏡検査を受診した方を除く) - 胃内視鏡検査=令和2年4月1日現在、50歳以上の偶数年齢の方
(今年度に市胃がん検診を受診した方を除く)
- 胃エックス線検査=40歳以上の方
- ※いずれも、自覚症状がある方、すでに胃の治療中で医師から定期的な検査や治療が必要とされている方を除く
- 料金
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- 胃エックス線検査=500円
- 胃内視鏡検査=1000円
- ※後期高齢者医療被保険者証、高齢受給者証をお持ちの方、生活保護受給または市民税非課税世帯に属する方で、事前に保健センターで無料受診券の交付を受けた方は無料。胃内視鏡検査により異常が見つかり、事前に同意いただいている方のみ、病変の一部を取り出し、詳しく検査(組織診)できます。その場合、保険診療となり、組織診の場合は別途、4000円~6000円(保険診療における3割負担の方)が必要。
- 持ち物
- 市がん検診受診証、健康保険証
- ※市がん検診受診証をお持ちでない方は、本人確認書類を持って保健センターにお越しください。平日の来庁が困難な場合は健康づくり課に電話でご相談ください。
- 申込方法・申込み先など
- 市内取扱医療機関に直接
早期がん発見のチャンスを逃さないで
新型コロナウイルス感染症の影響で今年はがん検診を受診する方が激減しています。がん検診を受診しないことで早期がんを発見するチャンスを逃してしまうことになります。感染対策をして、ぜひ受診してください。
- 問合せ先
- 健康づくり課 072(960)3802、ファクス 072(960)3809