粥を炊いて今年の農作物の豊凶と天候を占う「粥占(かゆうら)神事」が、枚岡神社で行われました。
「占竹」とよばれる竹筒を沈めた釜で、小豆粥を炊いていき、「占竹」の中に詰まった粥の量で、米や大豆の農作物の豊凶を占います。
また、かまどにくべた12本の「占木」とよばれる黒樫の焦げ具合で月々の天候を占います。
府の無形民俗文化財に指定されているこの神事は、室町時代から続いているといわれています。
できあがった小豆粥は、今年1年の無病息災のご利益があるといわれ、参拝者にふるまわれました。
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