ラグビーワールドカップ2019に備えた国民保護共同実動訓練
関係機関と強固なスクラム
平成30年11月21日水曜日、東大阪市花園ラグビー場とその周辺でラグビーワールドカップ2019に備えた国民保護共同実動訓練が行われました。
訓練は、大阪府と東大阪市が主催し、消防、警察、自衛隊、災害派遣医療チーム、自主防災組織など21機関、総勢約500名が参加しました。
特に消防機関は、本市消防局の車両24台、職員152名のほか、府内6つの消防本部から25台、94名が応援に駆け付けました。
最悪の事態を想定
訓練は、ラグビー場付近で不審者がいるとの通報からスタート、直後にはラグビー場内で化学物質によるテロが発生してしまいます。多数の負傷者が横たわり決死の救助活動が行われているさなか、今度はラグビー場前の噴水付近で大規模な爆弾テロが発生、さらに爆発物とみられる新たな不審物も見つかるという最悪の事態を想定して進められました。
顔の見える関係を構築
参加者は、効率的な連携を行うため現地調整所を設置、各機関が持つ専門知識を最大限に活用しながら活動を行いました。また、共同で活動することで各機関の能力、対応方法などを共有することができ、まさに「顔の見える関係」が構築できました。
ラグビーワルドカップ2019まで1年を切り、各機関が「会場の安全確保」にあたるという決意を新たに訓練を終えました。
ラグビーワルドカップ2019まで1年を切り、各機関が「会場の安全確保」にあたるという決意を新たに訓練を終えました。
成果は他の災害でも
今回は、ラグビーワールドカップ2019に備えた訓練でしたが、他機関との連携を強化する貴重な機会になりました。本年は、大阪北部地震、7月豪雨、台風第21号など、私たちの身近なところで災害が発生しています。こういった訓練の繰り返しが南海トラフ巨大地震などの大規模な災害でも威力を発揮します。
お問い合わせ
東大阪市消防局 警防部警備課
電話: 072(966)9664
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