「東大阪フォント」「タグライン」を制作しました

「モノづくりのまち東大阪」を広く知ってもらうために「東大阪フォント」及び「タグライン」を制作しました
東大阪市は、2019年ラグビーワールドカップの開催に向け、国内外における「モノづくりのまち東大阪」としての都市イメージの確立、認知度の向上を目指して2017年度より都市ブランド形成推進事業を実施しました。ブランディングの手法として企業や海外の先進的な都市では主流となりつつある都市オリジナルの「フォント」と、理念や想いを込めた「タグライン」を近畿大学に委託のうえ制作し、2018年8月25日に発表しました。

東大阪フォント

「東大阪フォント」は近畿大学とデンマークのデザインエージェンシーKontrapunktが協働して生み出した、東大阪のモノづくりの精神を表したフォントです。
近畿大学文芸学部文化デザイン学科の教員と学生、Kontrapunkt社は、2017年に1年間かけて市内の企業訪問などを行い、東大阪のモノづくりが、企業城下町のような垂直的なツリー構造ではなく、横断型の構造を持っていることに着目しました。
また、東大阪の中心的な産業である部品が「社会をつなげるもの」であることや、企業が相互に協力しあって製品を作り上げることから、「つながり」をキーワードに書体デザインを行いました。
ひとつの文字をひとつの企業と見立て、それぞれがつながって東大阪のモノづくり産業を形成していることを表しており、文字と文字をつなげるプログラムは、一文字一文字に組み込まれ、文字の組み合わせによって変化します。

タグライン

「タグライン」とは企業名や団体名とともに表示されるスローガンのようなもので、そこには企業や団体の理念や想いがこめられています。
このような手法は、大手企業等でよく採用されております。
「モノづくりのまち東大阪」のタグラインは「WHERE THE ANSWER IS」です。
これは東大阪のモノづくり企業とのワークショップの中から出てきたキーワードをもとに、近畿大学・Kontrapunkt社でいくつかのタグライン候補を提案し、その中から「WHERE THE ANSWER IS=答えのあるまち」が選定されました。
このタグラインには、「どんな難しい課題であっても東大阪のモノづくり企業に頼れば解決する」といった想いが込められています。
なお、「モノづくり」は通常ローマ字表記では「MONODUKURI」となりますが、英語圏の方が音読すると「DU」の部分が「づ」とならないとの指摘があり、他の公的機関では「DZU」と表記されている事例が見受けられます。
本市では、「モノづくりのまち東大阪」として特有の個性を打ち出していきたいとの思いから「MONOZKURI」と表記しております。

東大阪フォントの使用について

東大阪ロゴの活用について
東大阪フォントを活用した「東大阪ロゴ」を作成しました。
「東大阪ロゴ」は、モノづくり企業以外の方も自由に活用いただけます。