生駒山中にあり修験道場として知られる髪切山慈光寺で春を告げる儀式として親しまれている「戸開式」が行われ、信徒やハイカーらが見守りました。
この日は、修験道の開祖である役行者をまつる開山堂の扉を「鍵役」の信者が開け放ち、修行期間の始まりを宣言。その後、開山堂横の道場で山伏姿の法弓師が矢を放ち場を清めた後、紫灯護摩に灯がともされ、参拝者らの願いが書かれた護摩木が炊き上げられました。
訪れた人たちは、もくもくと上がる白い煙を見ながら、家内安全や無病息災を祈願していました。
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