ヒアリ(火蟻)・アカカミアリに関するお知らせ
ヒアリ・アカカミアリに関するお知らせ
ヒアリの生態等
性質(人体への危険性)
・ヒアリを素手で触らない。
・ヒアリの場合、少しでも刺激すると、かなり攻撃的な反応をしめすので、アリ塚(巣)は刺激しない。
・刺された場合、強い痛みがあり、水疱ができて周りが赤く腫れますが、ほとんどの場合命の危険はありません。ただし、極めてまれに、アナフィラキシーショック(アレルギー反応)を起こす可能性があるため、刺された場合、数分から数十分の間は注意深く様子を見て、動悸やめまい、呼吸困難といった症状が出たらすぐに病院で治療を受ける必要があります。これはハチに刺された場合と同様の処置になります。
防除方法
ヒアリと見かけの似た日本産アリもいます。港湾などヒアリが発見された周辺では積極的な駆除が必要ですが、それ以外では現在のところ通常の防虫管理を行ってください。
【アリの侵入を防ぐとき】 市販のアリ用粉剤をまく。
【屋内で発見し駆除が必要なとき】 刺されないよう十分注意して、市販のアリ用スプレー式殺虫剤を吹き付ける。
【屋外で発見したとき】 むやみに触らない(刺激しない)。駆除が必要であれば市販の殺虫剤等により殺虫処理する。
【アリ塚を発見したとき】 決してアリ塚に触れることなく環境省近畿地方環境事務所(野生生物課)【電話番号:06-4792-0706】へ速やかにご連絡ください。
参考



アカカミアリの生態等
・外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により特定外来生物に指定されています。(所管:環境省)
・原産地は、米国南部から中米にかけてですが、現在では硫黄島、沖縄本島(米軍基地周辺)、伊江島(レーダー基地)に定着しています。
・体長は3ミリメートルから5ミリメートル程度です。
・刺されると、痛みや腫れが生じる場合があります。
・ヒアリと比べると毒性が低いとされています。
ヒアリ・アカカミアリと疑わしいアリを見かけた場合の対処
このようなアリを見かけた際は、環境省のリーフレットを参考にしていただき、もし特徴が当てはまるようであれば、環境省近畿地方環境事務所(野生生物課) 【電話番号:06-4792-0706】へご連絡ください。
ヒアリ・アカカミアリに刺された場合の対処
ハチに刺された場合と同様に、刺された直後20~30分程度は安静にして体調に変化がないか注意してください。必要に応じて医療機関を受診してください。
もし容体が急変した時は、救急車を要請するなど、すぐに医療機関を受診してください。受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。
参考資料等
環境省リーフレット(ストップ・ザ・ヒアリ)
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。