子ども市政だより第23号 1面
大きな地震が来る前に防災を学ぼう!
4月14日、熊本県を中心とする九州地方で大きな地震が発生しました。その後も大きな余震などが続き、みなさんもテレビのニュースなどを見て、心配していることと思います。
地震は突然やってきます。自分や家族など大切な人を守るためには、被害を防ぐ方法を知り、日ごろから準備をしておくことが大切です。これを「防災」といいます。
今回のすくらむでは、みなさんの命や生活を守るために市役所が行っている取組みや、ふだんからどのような準備をしておけばよいのかなどを、楠根小学校5年生の6人といっしょに学びましょう。
学校の防災備蓄倉庫をのぞいてみたよ
みなさんの通う学校は、大きな地震が起こったときなどに避難するための「避難所」として決められています。家が壊れたり、危険だったりする人たちが避難してくるところです。
その避難所となるすべての学校には、「備蓄物資」といわれる生活用品や食べ物など、たくさんの人が生活するために必要なものが保管されています。
楠根小学校5年生の6人が自分たちの学校にある防災備蓄倉庫の中を市役所危機管理室の職員といっしょにのぞいてみました。
みんなが見つけたもの
- 東野瑚雪さん
- 長い期間保存できる「水」です
- 島田采音さん
- 寒さをしのぐ「毛布」です
- 岡村隆之介さん
- 水やお湯でご飯になる「アルファ化米」です
- 斎藤帆利さん
- 停電したときに電気を作るための「発電機」です
- 芦塚瑠愛さん・山中海晴さん
- 暗いところを照らすための「投光器」です
もしも生駒断層による大きな地震が起こったら…?
東大阪市の東側には「生駒断層」とよばれる地層の割れ目があります。もしも「生駒断層」による地震が発生したら、東大阪市内では大きな被害を受けるといわれています。
※地震がなぜ発生するかは、2・3ページに解説があります。
- 避難所で生活しなければならない人の数の予測
- 最大約9万7,000人(人口約50万人)