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東大阪市

あしあと

    市政だより 平成28年3月15日号 2面(テキスト版)

    • [公開日:2016年3月10日]
    • [更新日:2021年12月10日]
    • ID:17002

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    平成28年度市政運営方針

    来年2月は市制施行50周年
    市民とともに新たなページを
    市長 野田義和

    4つの柱

    平成28年度の市政運営にあたっての4つの柱を申し述べます。

    ラグビーワールドカップに向けた取組みと観光の振興

    昨年の日本代表の歴史的な活躍により、ラグビーというスポーツが一躍脚光を浴び、先ごろ開催された全国高等学校ラグビーフットボール大会で、過去最多となる約12万7,000人の方が花園ラグビー場を訪れていただくなど、本市が全国的に注目を集めつつあります。

    ラグビーワールドカップ2019日本大会までは、あと3年、もう3年であります。花園開催を成功へと導くため、花園ラグビー場の改修を進めるとともに、周辺の公共サインの整備や歩行者アクセス道路および東花園駅前広場の再整備に取り組み、また、大阪府とともに、積極的な広報活動に努めてまいります。

    さらに、このチャンスを具体的な果実とするべく、新たな観光振興によるまちづくりを進めてまいります。

    本市には、「モノづくり」「聖地・花園」など、全国、全世界に誇るべき宝があります。この特色ある本市の魅力を多くの人に伝え、訪れていただき、経済的価値を生み出すとともに、来訪者と市民が交流し、感動、共感を分かち合うことにより、市民が自らの地域に対する誇りと愛着を高めていただく、このことが、本市がめざすべき観光のまちづくりであると考えております。平成28年度は、本市の観光地経営の舵取り役となる観光戦略組織である「東大阪版DMO」の立上げを支援し、官民、地域一体となった新たな観光まちづくりを進めてまいります。

    雇用政策の充実

    私は、若者や子育て主婦などの就職支援など、雇用政策の充実を表明しているところでありますが、特に平成28年度においては、モノづくり企業と学生などの若者をつなぐ施策の強化を図ってまいります。

    本市には、世界に通用する技術をもつモノづくり企業があり、熱い志を抱く魅力に満ちた経営者の方々が数多くいらっしゃいます。一方、本市は4つの大学が立地するなど、若者が集うまちであります。

    私は、本市のモノづくり企業がもつ魅力の数々を、本市に住み、学ぶ、多くの若者に伝え、一人でも多くの若者が就職先として、本市の企業を選択してくれることを願ってやみません。関係機関とスクラムを組みながら、経営者、従業員、学生との交流の場を設けるなど、学生への働きかけを進めてまいります。

    結婚・出産・子育ての切れ目ない支援

    若い人たちのもつパワーは、まちの活気を生む源であり、まちの成長を支えるエネルギーであります。今後、人口減少、高齢化が進む局面において、若者が希望に応じて結婚し、安心して、子どもを生み、育てられるまちを実現していかなければなりません。

    まず、結婚の支援に関しましては、若い世代の出会いの場を提供する事業を実施してまいります。

    妊娠、出産の支援につきましては、産後ケア事業や子育て応援メールの充実を図るほか、妊婦健診にかかる公費負担額の増額と妊婦の個別歯科健診および府内初となる産後健診の助成などを実施することにより、さらに、安心して出産していただける環境をつくってまいります。

    子育ての支援につきましては、「子ども・子育て支援事業計画」に基づき、幼児期における質の高い学校教育・保育の提供、待機児童の解消、在宅での子育て支援の拡充を3つの柱として推進しているところであります。

    まず、平成29年4月には公立で初めてとなる認定こども園の開設をめざし、縄手南幼稚園、小阪幼稚園、北宮幼稚園において、整備を進めてまいります。

    待機児童の解消につきましては、平成28年度入所に向けて、幼稚園から認定こども園への移行などにより、待機児童の多い0歳から2歳の定員枠として新たに273名分を確保しているところであります。平成29年度に向けましても幼保連携型認定こども園や小規模保育施設の整備を進めることにより、待機児童ゼロへ向けた取組みを加速してまいります。

    また、平成28年度には、布施駅前において親子で通える子育て支援センターの整備に着手し、一時預かり保育機能を併設するなど、支援のさらなる拡充を進めてまいります。

    市役所を変える取組み

    市民サービスを支える職員の育成とさらなる資質向上は、重要な課題であると考えております。こうしたことから、地方公務員法改正の趣旨を踏まえ、新たな人事評価制度を導入し、人事管理の徹底を図ってまいります。

    また、職員のコンプライアンスにつきましては、昨年来、相次いで発生した不祥事について、改めて市民皆さまにお詫び申し上げますとともに、深い反省の上に立ち、コンプライアンス意識の醸成と向上に努めるとともに、外部有識者のご助言もいただきながら、制度の再構築を進め、市民皆さまの信頼回復に全力で取り組んでいく所存であります。

    公共施設につきましては、東部地域仮設庁舎として活用した後の文化複合施設整備のための施設基本計画を策定してまいります。また、民間活力による新旭町庁舎の整備と旧市民会館跡地の活用を進めるほか、旧大蓮東小学校跡にはGリージョン地域での幼保連携型認定こども園などの整備に着手してまいります。

    おわりに

    本市は、来年2月に市制施行50周年という大きな節目を迎えます。半世紀にわたって歩み続けたわが東大阪市が、新たな半世紀に向かう記念すべき年であります。敬愛する先哲たちが築き上げた歴史と伝統の上に立って、私たちは、新たなページを刻んでいかねばなりません。

    ラグビーワールドカップ日本代表として活躍され、本市にお住まいになっているトンプソン・ルーク選手は、「東大阪市は素晴らしいまち」と話され、木津武士選手も、本市出身であることに誇りをおもちになっていました。

    私は、よりよい東大阪市を創造していくためには、市民皆さまの本市に対する愛着や誇り、好きだという気持ちが最も大切な力であると信じております。私は皆さまの力を結集し、平成28年度を、単なる慶賀の年とするだけではなく、本市を輝かしい未来に導く契機となる1年とするため、市政運営に全力を傾注してまいります。

    さらに詳しく

    市政運営方針では、「4つの柱」のほか、平成28年度に実施する主な施策が後期基本計画でめざす5つのまちづくりの姿に沿って申し述べられました。

    市政運営方針の全文は市ウェブサイトをご覧ください。

    問合せ先
    企画室 06(4309)3101、ファクス06(4309)3826

    お問い合わせ

    東大阪市市長公室広報広聴室 広報課

    電話: 06(4309)3102

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