稲田桃
楠根小学校西側の第二寝屋川堤防沿い約2キロメートルにわたり植栽されている稲田桃が、春にピンク色をしたきれいな花を咲かせます。
「稲田桃」は、日本古来の野生種で、江戸時代後期にはお盆の供え物として大阪市内や京都に出荷されるなど、稲田地区で盛んに栽培されましたが、洪水や河内木綿におされ次第に姿を消していきました。
しかし、「稲田桃」を復活させて地域の名産にしようと、地元有志らの活動により、現在では稲田地区の道路や公園などに約600本の稲田桃の木が植えられています。
例年、3月中旬ごろに咲き始め、4月上旬ごろまで楽しむことができます。