平成25年5月23日 東大阪市民美術センターで特別展「奈良絵本・絵巻の美」が開催中
東大阪市民美術センターで、5月18日から6月30日まで特別展「奈良絵本・絵巻の美」が開催されています。
奈良絵本・絵巻とは、室町時代後期から江戸時代中期にかけて作られた彩色絵入りの絵本や絵巻のことで、御伽草子や物語、随筆などさまざまなテーマで描かれています。一点一点手作業で作られ、その時代における信仰心や人間観、庶民の様相などが色彩豊かに表されています。今回の展示では、「一寸法師」や「源氏物語」などの馴染み深い作品を題材にしたものなど、計100点が展示されています。
また、6月16日(日曜日)には、この展覧会を監修した慶應義塾大学文学部教授の石川透氏による講演「奈良絵本・絵巻の世界」が行われます。(事前申込み必要)