平成25年1月23日 文化財を火の手から守れ!千手寺(せんじゅじ)で消防訓練を実施
1月26日の文化財防火デーを前に、東消防署が23日、千手寺で消防訓練を行いました。本市では、文化財関係者と消防関係機関が連携して訓練を実施することで、防災対策を強化し災害から文化財を守ろうと毎年訓練を行っています。
この日の訓練には、東消防署員と、消防団東方面隊員、寺の関係者らが参加し、ポンプ車や救助車など8台が出動。密教法具や千手観音像など府や市の指定文化財が数多くある千手寺の本堂内で発生した火災を、寺関係者が発見したという想定で実施されました。
文化財に見立てた箱の持ち出しや初期消火訓練の後、消防車両が到着し、逃げ遅れた人の救助や延焼の拡大を防ぐ水幕ホースなどによる放水が行われ、訓練は終了しました。